アースデイ アースデイ

ヒロシを持っていった。ジャンベを叩き、イベントを見て、ジャンベを叩き、イベントを見て、ジャンベを叩く。その合間には飲む。代々木公園にはいつにも増して様々な人がいた。浮浪者にじゃがりことポッキーを盗まれて寛容でいられるほどピースな気持ちになる。1歳10ヶ月のハーフの子どもにヒロシを渡す。触ることも怖がっていた彼が徐々に慣れてジャンベをさすり、叩き、とびきりの笑顔を見せてこぼれんばかりの頬さえあれば他に何もいらないのではないかと、彼も将来ジャンベをやればいいのだが。「セッションしてもいいかい」と話しかけてきた男性は歌いだし、娘がその父親の様子を冷ややかに見ていて、彼女も将来ジャンベの魅力を知ってくれればいいのだが。アフリカンや他のジャンベグループともジャム。コネクションはどこまでも続く。