あの時そこで 出会った友人と食事。顔を合わせることは元々少ないが、共通体験は常に話題に上がって尽きない。充実した日々が鮮明に甦る。

彼とは3年前の夏に神戸を訪れた。更地が目につき、プレハブも目立ち、完全復興など程遠いことを肌で感じたのは経験値としてまたも大きいものだった。

成人前後だったが今や揃って30代になっている。2つ年下の僕はいつも食事代を払わない。「次おごってくれればいいよ」といってその次の機会がまず来ない。甘え続けて当時から何ら成長していない。