体長1メートルのゴキブリが部屋の壁にもたれかかっている。まるでここの主のように我がもの顔で動かない。怯んだが、僅差で勝てると思った。空手の板割りの要領で、踏みつけて胴体を真っ二つにしてやろうと、足を振り上げたところで起きた。

部屋が汚いことに対する罪悪感からの夢だろうか。掃除して3日もすれば足の踏み場がなくなる。僕の血か、ゴキブリの体液か、両方とも飛び散ることなく済んで胸をなで下ろす。