友人と相撲観戦。初めて両国国技館に足を踏み入れた。といいうか大相撲を生で見ることが初体験で興奮する。和服を召した方が多い中、外国人も多く見る。観客も関取も邦人とのシェアは同じくらいだろうか。
幕下上位の取り組みから見始めた。十両に入ると力士の体つきが変わる。肉の張り、とりわけ背中の美しさが際立つ。両手を挙げてそんきょをすると、背筋のなだらかな曲線が見事だ。その力士たちの名前を叫ぶ、常連客の掛け声もまた見事。タイミングや声のとおりに粋を感じる。
幕内の優勝争いには大関・白鵬、関脇・雅山、新入幕の把瑠都が残って、雅山と把瑠都の対戦が今日のハイライトだった。快進撃を続ける把瑠都だったが上位との差はあるようで結果、雅山と白鵬に絞られた。我らが普天王
は二桁勝利に王手をかける。名古屋は三役復帰をかける大事な場所になりそうだ。
観戦後にディナーは新宿で良さげな店を紹介してもらいつつ。彼とは10年近い付き合いだが、パスタを取り分ける際、スプーンとフォークを使ってスープまできれいにすくい取り、そんな特技を知って、うけた。