ティッシュ ひどい花粉症のブンレツさんは至るところにティッシュを置いている。自室、キッチン、洗面所、トイレ、現在使われていないブンレツグランマの部屋にも、居間には2つ、僕の部屋を含めると計8ヶ所になる。ティッシュがないと落ち着かないそうで、ストックはたんまりある。

不思議なことなのだが、例えばトイレのティッシュが空になったとする。そこにあった箱が青のそれだったとして、補充しようと上のものを手に取ると、それも青い箱である確率が異様に高い。もちろん100%ではないが、往々にして同じ色のティッシュ箱が元のさやに納まるのだ。

当然のように、各部屋のティッシュが減るスピードは違う。トイレにおいてあるティッシュなど、まず僕は意味が分からない。そこで鼻がつまったのならば、トイレットペーパーで用を足せるのに、ブンレツさんはそこにもティッシュ箱を置く。それはなかなか減らない。逆に自室や居間は回転率が早い。と、タイミングはてんでばらばらにもかかわらず。僕の部屋ではかれこれ1ヶ月以上、紫のテッィシュ箱しか見ていない。