箱根駅伝、亜細亜大学初優勝
往路が終わった段階で、駒沢大の5連覇は堅いと思っていた。前評判は決して高くなかった亜細亜大だが、9区を走ったフルネームを呼びたくなる山下拓郎の激走で、一時は3位に落ちそうになりながら粘って首位に立ち、そのままゴールテープを切った。
これだけ見応えのある最終区はいつ以来だろうか。愚直な風貌で顔色を変えずひょうひょうと走る亜細亜大の岡田。たすきを受け取った時はその岡田を抜くだろうと、毎年TVで見て顔を覚えた駒沢大の糟谷はしかし失速する。長身の日大・武者とデッドヒートを繰り広げた山梨学院大・小山は小さい体ながらストロークの差をもろともしない。日本体育大、東洋大、城西大のシード権争いも白熱した。その3校の監督が日本体育大で同じ釜の飯を食ったというのも面白い。
と、結局は9区10区しか見ていない。往路に至っては5区だけ。凝縮されている駅伝ドラマ
は好きなのだが、どうも起きられない。
駅伝に関しては肩入れするチームがない。母校も健闘したが、どうも応援していない自分がいる。規模が大きい中で属していると感情が薄まるのだろうか。逆に高校の母校には感情移入し、スポーツはからっきし強くないのだが、何なら系列の大学まで応援する。どちらかといえば大学のほうが思い出深いにもかかわらず。