近所の緑道に、鴨が子供を連れて帰ってきた。どうも近辺では風物詩になっているようであり、通る人は足を止め、群がりを作る。ヨチヨチと泳ぐ小鴨を、後方から親鴨が見守る。率直にかわいいと思う。
犬が尻尾を振れば頭を撫でたくなるし、子猫がいればじゃれたくなる。水族館ではペンギンが好きで、立つレッサーパンダも見てみたい。しかしそれは動きや見た目での判断であり、表面的にしか見ていない。そんな浅はかさに自分でげんなりする。
それは人を見る時もそうで、いくらルックスにはこだわらないといっても全く無関係なはずはない。例えば、いや、それはやめておこう。自分の容姿を省みず、都合の良い解釈しかしないアイドルオタクやジャニーズマニアなどと比べても、皆が皆、五十歩百歩なのかなと、そう考えていたら眠くなってきた。