緑内障でブンレツグランマが左目を失明した。遺伝的なもので、右目も時間の問題だという。薬で時期を延ばす。せっかく戻った気力もまた失いつつある。目をかばって時代劇もあまり見ていない。医者は「今のうちに見たいものを見ておけ」と、その通りなのだがどうも心無い。読書にも不憫で字も下手になり、落ち込むばかりだった。「時期に慣れてすぐに読み書きにも不自由なくなる」と励ました。適当なことを言った。

さらにホームで盗難に遭う。金色のアームバンドを盗まれたことが拍車をかけていた。グランマは犯人の目星をつけていて、それは隣の部屋の老女だそうである。きらびやかなものには揃って目がなく、見栄えが最優先事項だ。どうも高価なものだと勘違いをしていて、百円ショップで新品を買い与えた。どこで買ったかは言わない。


4月21日
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