以前、会社で同期だった[ハトウサン]が出展している、西巣鴨で開催中の「Ongoing vol.3 壱万円展」に行く。廃校になっている中学校で展覧しており、おもしろい情緒を醸し出していた。コンセプトは同年代を生きた1970年生まれのアーティストが、世界をどのように生きて表現しているかということで、同世代として大変興味深かった。。生と死をテーマにヒナ鳥と人間を描いたモノクロームのアニメーション。遠近法を活かして発泡スチロールなどを建造物のように捉えた風景写真。雨にさす傘など展示物そのものをスピーカーにして触れることで音と振動を体感できる作品。球体に描かれた360度の風景画。しかも展示作品を一万円で購入できるというのが豊か基本的に芸術家は食べていくことが難しい。しかしそれでも彼らは満ち溢れているように見える。満ちて生きる術を知っているように感じる。[ハトウサン]が各々の作品を解説してくれ、その表現作品を一歩深く受け取れた気がした。

喫茶室でバンドパフォーマンスもあり、ボーカルとギターの男性が恋人同士とのことだった。レインボーはゲイのカラーだと教えてもらう。勉強になった。