さて、今日までに、Papervision3Dのある程度のお約束事は学習してきていますが、その辺の細かなスクリプトの書き方などを掘り下げるのはちょっと後にし、かねてから気になっていたLightWave3Dのオブジェクトの読み込みについて試してみようと思います。

すでにこのテーマについて実験されている方は結構多いようですが、ほとんどの方は「うまく再現できない」とおっしゃっています。

こちらに書かれているように、アニメーションがうまくいかない、とのことです。
http://www.ahiru.org/archives/135
この方は、Unwrap3Dというニッチなアプリケーションを介したようですが、セミナーで講演されていた方は、「swift3d」を介する、とおっしゃっていました。

とりあえず、私が仕事で作る分には、おそらくボーンを使ったアニメーションというケースは少ないように思いますので、まずはLightWaveでどこまでいけるか試してみます。

ボーンアニメが必要な場合は、新しいソフトを買う前に、手持ちのPoserからの書き出しも試してみたいところです。

さて、LightWaveでのテストですが、まずはシンプルな直方体からやってみます。

3Dソフトのように、3Dオブジェクトをプレビュー確認するインターフェースがFlashには無いようなので、まずは覚えたてのPaperviewのスクリプトをあれこれつなげて、マウスアクションで回転するSWFを用意しました。(ちょっと適当なので、動きは要調整ですが)

さて、普通の四角ですが、以下のような感じで出ました。(画像をクリックしてください)

$Flash 3D 試行錯誤-四角

一応、ちゃんと出ているようです。背景は、オブジェクトが目立つようにグリーンにしました。
黒い面と白い面がはっきり分かれているのは、ライトが一方向だけからだからでしょう。黒い面が陰になっている部分です。

マウスで動いているのがカメラだから、回転しても陰の部分は同じ面です。

さて、今度はちょっと複雑な形状を使ってみます。

$Flash 3D 試行錯誤-SLアバター

これは、SecondLifeのアニメーション作成用にSL公式サイトで配布されているオブジェクトです。これをLWに読み込み、いったんLWO形式の状態にしてから、COLLADA(.DAE)に書き出します。

で、それを読み込んだのが以下です。(画像をクリックしてください)

$Flash 3D 試行錯誤-Flash内SLアバター

ポリゴンが多いのでちょっと重いですね。この辺も後々研究する必要ありそうです。

が、一応、オブジェクトとしてはちゃんと読めているようです。テクスチャーはまだ貼っていないのと、スクリプト上でフラットシェーディングを設定しているので、まあこんなもんでしょう。

とりあえず、これでオブジェクトは読めるとして、次はUVテクスチャを貼ったもののテストに進みましょう。