店内BGMについて考察する。 | ΓΙΑΠΩΝΙΑ ΕΛΛΑΔΑ ΚΑΙ ΕΓΩ

ΓΙΑΠΩΝΙΑ ΕΛΛΑΔΑ ΚΑΙ ΕΓΩ

ギリシャでの日常
ΓΡΑΦΩ ΣΧΕΔΟΝ ΚΑΘΗΜΕΡΙΝΑ.
I write to my almost daily.

つい1ヶ月くらい前に店内BGM用の機器を変えました。

いままではとある会社に機器のレンタルと音楽管理をしてもらっていたのですが、どうも意思の疎通がうまくいかないというか、思っているようなことをしていただけないので、契約解除。

自分たちでアンプとディスプレイ、ハードディスクを用意し、音楽を入れてかけるようにしました。


あくまで個人的感覚ですが、レストランのBGMにはジャズが合うと思います。
なぜならクラシックとは違い、アドリブメインのジャズと料理の創作という概念が一致するからではないかと思っています。


コード進行に合わせその時その時のメンバーとの雰囲気、そして自己の思いを表現するジャズ。
ネタはその時々で違うだけではなく、同じ種類の魚でも物によって全く違う。それに合わせて切付け盛りつけたり、握ったり。
創作と表現いう点で双方はリンクしていると思います。


自分は学生の頃ジャズでアルトサックスをやっていたせいか(トータル10年近く、ビックバンドのリードサックスをやっていたこともありました)、必然的にセレクトするのはジャズが多くなります。

ここ1週間で2回、お客様から今流しているBGMは何か?と聞かれました。


ちなみに下の2曲です。(曲名をクリックするとリンク先に飛びます)
一曲目は

Cannonball Adderley & Bill Evans Quartet - Waltz for Debby
これは自分が現役の頃によく聞いていたキャノンボール・アダレイというアルトサックス奏者とビル・エヴァンスというピアノ奏者。どちらも黄金期の外せない方々です。

そしてもうひとつ聞かれたのが

Cannonball Adderley feat. Miles Davis " Autumn Leaves
(ちょっとこの曲はジャズを聞きなれない方には???という感じかもしれないので飛ばしてもらっても構わないです。)
個人的に一番好きなキャノンボール・アダレイと、ジャズ黄金期をこの方なしでは語れないマイルス・デイヴィス。
ミュートをつけたトランペットはあまり好きではないのですが、この方は別です。鳥肌モノの表現力です。



だいたいこういう雰囲気の曲は夜の22時以降にかけるようにしています。
BGMは聞こえなくては意味が無いし、うるさくてもいけない。
はやりの曲ばかりかけると安っぽく感じる。
店を活気づけたいときはあえてちょっと賑やかな曲をかけたり、逆に店内がうるさくて沈めたいときはスローな落ち着いた曲を流す。

BGMもなかなか奥が深いというか、気を使うというか。興味深いものです。


自分がいれた曲ばかりなので、私が仕事しているときは比較的コントロールしやすいのですが、いないときはなんとも。。。いろいろと教えても感性も伴うものだし難しいです。





繁忙時間帯はここらへんで

Orange Factory - Body Tight

Orange Factory - So Thankful

Jazzanova - No Use

Lounge - A touch of jazz

Koop - I See A Different You



そして最後に、個人的に一番好きなピアノ奏者であるオスカー・ピーターソン。
彼の曲を何個か上げて今回の記事を締めたいと思います。

Oscar Peterson Trio - We Get Requests
一番好きな彼のCDの一曲目です。ぜひ低音を大きめにしてウッドベースを響かせながら聞いていただきたい一曲です。

Oscar Peterson -Fly Me to the Moon
もう、ラストが鳥肌モノです。

Oscar Peterson Trio - Time and Again
この美しいメロディ。彼が得意としたバラードの一曲です。

Oscar Peterson - Nica's Dream
もう熱い!熱すぎる!!オスカー・ピーターソン最高です。




うーん。ジャズはいいですね。(´∇ `)ノ




JAZZYな板前にランキングクリックお願いします。^^b

人気ブログランキングへ

こっちも宜しくです。

にほんブログ村 海外生活ブログ ギリシャ情報へ
にほんブログ村