詳しくは言えないが、
私は長岡にゆかりがある。
毎年8月2日、3日に開催される長岡花火。
平日開催の場合、休業になる会社もあるとか。
毎年のようにNHK BS、あるいは長岡のケーブルテレビのYouTube配信で見ている恒例行事を今年は生で見る決断をした。
わたしは中でも「フェニックス」と呼ばれる演目が大好きで、画面越しでも毎年感動してしまう。
果たして、生で観たフェニックスは、
案の定わたしの心を大きく揺さぶった。
何本も立ち昇っていく光の柱
そして一面に咲く満開の花火
会場に響き渡る平原綾香のJupiter
美しいストリングスと共に花火は昇り続ける
想いが溢れて溢れる涙
20年の祈りを込めて羽ばたく不死鳥
残念ながら最後まで居られなかったが、「フェニックス」「正三尺玉」といった名物のみならず、真正面から打ち上がる花火の迫力と、「柳」と呼ばれる光を残して枝垂れていく花火の美しさは心に深く刻まれたものだ。
帰りの長生大橋の長さは信濃川の雄大さ
流れてくる火薬の匂い
段々と変わりゆく花火のアングル
街の隙間から見え街に溶け込む花火
長岡駅舎のガラス面に映り込む花火
ありがとう長岡 また会う日まで

