フューチャークロちゃんという企画があった気がする。確か、水曜日のダウンタウンにて、Twitterのとあるアカウントで呟かれた通りの事象がクロちゃんに降りかかるという内容だったと思う。
それとは今回は全く関係がないが、フューチャーインタビューという、心理学的に有効な方法を自らに課し、過去から現在、将来への道筋を明確にし、自分の未来を明るくしてみようと思う。
今わたしはオーストラリアでワーキングホリデーをしている。その未来を明るくするためにも、フューチャーインタビューを通して自分を見つめ直したい。
設定された質問に、今の状況に基づく回答と、将来こうなりたいという回答の2つを答えていく形式をとっていく。
①今はいつですか。
現:8月下旬
未:4月下旬(ビザ期限)
②どんな目標を達成したのですか。
現:まずは第1関門である、現地での採用になんとか漕ぎ着けることができた。
未:接客の経験と十分な蓄えを得る事ができ、とても充実した豪州生活を過ごせた。
③今の気分はどうですか?
現:安堵の気持ちと同時に、今後より一層気を引き締めて仕事に望む所存。
未:英語でコミュニケーションを取る際のストレスや恐れが大分緩和され、穏やかな心持。
④以前の自分と決定的に変わったのは何ですか?何ができるようになったのかに加え、人格など内面の変化も教えてください。
現:複雑なオーダーを要する店は意図的に避けて居たが、接客の勉強という名目で選択する店の範囲が広がった。また簡単に自分のしたいことを伝える動詞のボキャブラリーが増したので、話す前の苦痛が減った。
未:簡単なやり取りだけでなく、会話が感情を帯び始め、色彩豊かなお話が可能に。英語の持つ特性か、人々と魂を込めたお話ができており店員さんと世間話ができるようになった。
⑤今までの道程を振り返って教えてください。
4月下旬 来豪
6月中旬 語学学校卒業、最初の面接
8月下旬 ようやく採用 NOW
12月下旬 円満に退職、一時帰国
1月上旬 農園かメルボルンか見極め
4月上旬 退職、キュランダ付近旅行
4月下旬 ビザ切れ、帰国
⑥目標の過程で工夫したことは?
現:自分の現状に応じ、英語の勉強内容を変えたこと。友達とのコミュニケーションの為に頻出表現を学ぶフェーズと、採用のためにビジネス英語を学ぶフェーズがあった。後は面接やトライアルを「失敗の糧」扱いしたこと。
未:仕事も旅行も下準備を忘れなかった。先にわかる情報を整理して図示し、視覚的に脳に取り込む工夫をした。鉄板トークも含めて全てが準備の結果もたらされる結果。
⑦1番大変だったことは?どう乗り越えた?
(予想外のアクシデントは?どう対処した?)
現:いつか時効が来たら書く。
未:怒った人がいた時の対処。頭が真っ白にならないように一呼吸置き、相手を観察してうまくなだめながら説得した。
⑧ゴールまでの過程で楽しかったことは?
現:英語非ネイティブの英語がわかったこと。
未:英語ネイティブの主張がわかったこと。
⑨どうやってモチベーションをキープした?
現:最初は強烈ななりたい自分を思い浮かべていたが、ギャップで苦しむようになり、一旦捨てて、目の前の自分に集中することにした。ハードルを越えられる高さに次々設定し、日々少しずつ積み重ねて実力を高め、自信に変えた。
未:目の前の課題を1つずつ超えてきたので、目標の姿が見えてきた。現実的なラインはブレずに少しずつなりたい方向へ軌道修正し、新たなラインを設定した。
以降は現在も未来もなく答える。
⑩目標を達成する中で、予想外に得たものは?
未来に期待しすぎないこと。
今までは叶えたいことが多く、自分に大きな負荷をかけることが自身の成長に繋がるという考えであったが、自分の夢に心を潰されそうになった。人生は短く、やりたいことを全て実行するのは難しい。そして自分自身も大きな負担をこなせるほど器用でもない。
まずは目の前のことに集中し、試行回数を重ねて出来ることを少しずつ増やす。その延長線上でやりたい事が叶っていく。
⑪途中どんな失敗があったか。もう一度やり直すならどんな工夫をする?
・面接の返信がこなかったこと。面接まで至らないと対策のしようがない。
・面接でも以下のような紆余曲折を経た。
壱:日本食品店▶英語を喋り慣れておらず、日本での仕事内容を突っ込まれると、2段構えが足りず撃沈。
弐:高級日本料理店▶面接の雰囲気に慣れす、自分の強みを整理して話すことが出来なかった。(準備の問題。なかなか返信が来ずメンタルが折れていた時期)
参:日本料理店▶面接はそこそこに、トライアル(労働体験)一本。ホールの経験が皆無のため、貴重な練習機会と割り切る。
肆:日本料理店▶キッチンでの応募だが、自分に向いてるとは思わず面接の練習と割り切る。事前準備がハマり、手応えはあったが辞退した。
伍:今までの経験から事前準備、面接に望むまでの心の落ち着け方まで工夫。晴れて採用。
・具体的な工夫は以下の通りだ。
まずは自分の日本で力を入れたことや経験則から、オーストラリアでしたいこと、志望動機までを英語で話せるようにした。日常的に使う表現と、動詞を中心とした単語を強化。(NSW州の場合、飲食店が1番働き口があるので、アルコールを扱う資格(RSA)を取得すると返信が来るようになった。)
⑫過去の自分にメッセージやアドバイスは?
自分に課すハードルを高くしすぎないように。そして都度方向を修正し、現実と理想のバランスを常に心がける。小さく実施し、積み重ねることで実力を蓄え自信に繋げる。「人は考えたようにならず、行ったようになる。」
⑬目標を達成した今、新たな目標は?
未:人と人を繋ぐ仕事のインターン。スポーツでもホスピタリティでも。自分の興味の延長線上にある仕事に就くために必要なことをする。