私は語学学校にオンタイムで
中々着けない生徒だった。
元々日本ですら大学でルーズだった私だが、
自分に限った話ではなく、
日本人含めみんなほとんどルーズである。
先生ごめんね。
ある日、友達を誘って
Vivid Sydneyを観に行こうと約束をした。
シドニーが誇る秋冬のライトアップイベント。
友達が友達を呼び、
10人以上の大所帯ができた。

当日。一日中Shower☔が降り注ぎ、
とてもゆっくり楽しめそうにない天気である。
とはいえ私が言い出しっぺなので
責任感を持ち、自分でも信じられないが
15分前に到着してしまった。
大事な商談くらいのモードで挑んだのかな。
もちろん時間になっても誰も来ない。
語学学校でルーズさは把握している。
雨が強いからやめておく、
と事前に連絡をくれた子もいた。
1時間後、Columbia🇨🇴の友達2人が
ようやく来た笑
GONGCHAパッションフルーツグリーンティー
を飲み干すくらい待った。
寒かったよ~でも集まってよかった。
しかしこれだけでは終わらない。
まず2人は傘☂️を持たずに来た。
聞いた話によると、昔オーストラリアは
傘を差す文化が無かった。
アジア系の移民が傘を差す文化を持ち込み
傘が普及したそうな。
実際私も傘をこの国で紛失したが、
近所のスーパーで簡単に折り畳み傘を買えた。
スーパーで買えば?と促したが、
遠いし別にいいよ、とのこと。
集合に時間がかかったので
雨が降っているのでVivid巡りを断念し、
バーを探すことにした。
2人はバーのこだわりが強く、
大音量で音楽が流れる賑やかな場を所望。
居酒屋か、カラオケ付きの某お店か
ジャズが流れているカウンタースタイルしか
知らない私にとっては新鮮なこだわりだった。
折角なのでLatin Barを楽しんでみるか
と思っていた。
しかし、グーグルマップで検索しては訪れるも
中々2人のお眼鏡にかなわない...
遠くまで歩いて、また集合場所に戻って…
しかも1人があまり食べたくないと言い、
更に選択肢は狭まった。
雨の中歩き回ることなんと2時間笑
道中、「よく決めずに行き当たりばったりな
ラテンスタイルでごめんね、ムカつかない?」
と私に聞いてきた。
全然構わない。そういう文化だろうし
違いがあって当然、気にしないよ、
と答えた。
ラテンアメリカンがよく考えずに行動しても
ヨーロッパ出身の子が主張が強めても
それが彼らの文化なのである。
強制も矯正も難しい。
それでも流石に埒が明かなくなり
他の日韓の友達と合流を試みた。
ここで1人がパスポートを持っていないことを打ち明ける。
バーの前に屈強なディフェンスが立ちはだかり
年確の証明をすることができずアウト!
年確されないバーを更に探すのは大変だし
合流してきなよ、と言われてしまった。
9時に差し掛かっていたこともあり
空腹状態でもあったためお開きに。
再び飲むことを約束して別れた。
次は最初からイベント等ではなく
具体的に目的を決め予約して行くことにする。
日本文化に興味を持ってくれているので
良い日本料理屋に連れて行ってあげたい。
Latinoは明るくて人懐っこい。
だから愛嬌を返せばすぐに仲良くなれる。
心の交流をするまでにはお互いのSpeaking
の向上が必要だが、それも時間が解決する。
語学学校も最終週に差し掛かるが
楽しんでいこう。
