WBC決勝録画観戦記。
午前休はどうしても取れなかったが、
午後休をなんとか確保した。
仕事中ネタバレを必死に避けていたものの、
Windowsにはカーソルが合うだけで
ニュースが見えてしまうトラップがある。
「岡本和真追撃のHR」
リードしていることが分かる文面。
手痛いネタバレである。
それでも必死に情報を封じ帰途についた。
帰宅するなり録画を見るべく
テレビの電源をつけた。
しかし ̄ ̄ ̄
無情にもスコアボードの右端の「X」が
目に飛び込んできた(気がする)。
それでも気のせいだと思い込み、試合を観る。
歴代最強投手陣たちによる
魂のフォーシームとスプリット。
村神様のお目覚めの一撃。
ネタバレ通りの岡本和真の追加点。
案の定日本がリードし、
ダルビッシュ投手が2009年以来の
縁起のいい決勝のマウンドへ。
相性の悪いシュワーバーに苦しめられたが、
リードを保ち9回へ。
マウンドにはオオタニさん。
漫画だったら編集長に怒られる。
やりすぎな展開。
無理矢理ドキドキしながら観てたが
この頃にはもしかしたら
スコアボードの端っこの「X」を受け入れ
安心していたかもしれない笑
そしてムーキー・ベッツの併殺打で
ツーアウトでトラウトを迎える神がかった展開
カウントツースリー。だからやりすぎだって。
こんなに心絵が合う場面無いって。
渾身のスライダーがバットを避け、試合終了。
スコアボードの「X」は幻ではなかった。
これがXから始まるネタバレの物語。
