牧草地帯を抜けると、
そこには一面の海が拡がっていた。


紅い鶴に導かれて釧路に降りた私は
地元で有名な寿司チェーンに身を委ねた。

今にもこぼれそうなikuraの軍艦、
あしがはやく漁場の近くでないと食べられぬ
秋刀魚の寿司、そしておはつのえんがわ。
How much?総計¥5000〜!
やりすぎたがしあわせだ。
武豊騎手と浜中俊騎手の勝ち分で支払った。


翌朝は体に良いものだけを食べた。
富山泊で培った、ビジネスホテル術。
朝食で一日の食事を腸内から整える。


そしてレンタカーで道東をひた進む。

昔のWindowsのホーム画面のような
どこまでも緑色の丘や、
大規模な牧場を抜けていく国道272号。
私は淡々と2時間以上掛け
標津地方を進んでいた。


牧草地帯を抜けると、
そこには一面の海が拡がっていた。

牧草地帯も美しかったが、
急に海が見えたら心揺さぶられるものだ。


私の旅の目的のひとつ、
標津/別海にある砂嘴で出来た野付半島。
なんとなく北海道の果ての1つに行きたかった
それだけの理由だ。

酪農王国別海のミルクをジョッキで堪能し
トレッキングも楽しめた。



1番感動したのは
鹿の骨にも見えるナラワラの大群。
ガンダムSEEDのEDの如きディストピア感が
また良い味を出していた。

♪あんなに一緒だったのに…


そんな旅先でも気になるものがある。

適度なところで車を止め、
競馬中継に耳を傾ける。

ヴィクトリアマイル。
3連単3点各1000円勝負は無謀な挑戦。
スターズオンアースを2着固定にしており
惜しくも外してしまった。

神が齎した白馬を侮ったか愚か者。
昨年阪神まで応援しに行ったというのに。
ワイドで難を逃れたが大金を逃した。


再びインプレッサを進め、
(レンタカーでSUBARUって珍しくない?)
阿寒湖畔に突入した。

今度の目的はKAMUY LUMINA。
木を活かした投影や、
空間、間欠泉を利用した
プロジェクションマッピングが特徴の
ナイトハイクである。

アイヌが欠かさなかった自然への感謝を
忘れてしまった人間に怒ったカムイ(神)。
フクロウの導きにより許しを乞う。
そんなエピソードだったかな。

リズムスティックという
暗い夜道を照らし、場所に応じて音が流れる
謎の棒を突きながら夜道を進む。

※途中で要求されたマリモのリズムに当惑。

阿寒湖畔のナイトアクティビティは
カムイルミナだけではない。

釧路に引き返す国道の真ん中で
何者かの眼が光っていた。


鹿目。まじか。
しかぴょい伝説である。

アップダウンの激しい道と
時折現れるエゾシカと稀にキタキツネ。
とんだ絶叫アトラクションである。

What does the fox say?
知らない。それどころではない。

後で地元の方に聞いたら
北海道で最もエゾシカに遭える
伝統のホットスポットらしい。
北海道の動物注意はガチ。

しかし、エゾシカも神の使いなのか、
お尻の白い部分や眼が
カーライトをうまく反射する仕様である。
警戒して走りさえすれば、索敵がハマるので、
何とか切り抜けることが出来た。

もう何があっても挫けない。


翌日も派手に遊んだ。
ガイドの方と共にカヌーで釧路川を下った。

エゾシカやタンチョウに逢えた。


日本一広い釧路湿原をトレッキングした。



赤鶴の安売が無ければここに来れなかった。
ありがとうJAL。いい思い出になったよ。

ハッピーフライト!良き旅を!