横浜DeNAベイスターズの牧秀悟選手。
長野県生まれで中央大学を経て2020年ドラフトで2位指名を受けた内野手だ。
ルーキーイヤーにして3割20本と大活躍し、
旧ベイスターズの内川修一/村田修一の融合体、
同僚宮﨑敏郎が2人に増えた、など
様々な賛辞の言葉が絶えない。
その中で一際異彩を放つ奇妙な渾名がある。
「なんJの牧」(現在はなんGの牧と呼ばれる)
なぜ匿名掲示板なんでも実況Jupiterの略称であるなんJという冠名がついてしまったのだろうか。
ちなみになんJはサーバーダウンを起こしたようで、現在掲示板はなんでも実況Galileo(通称なんG)に移されている。木星の衛星ガリレオを名付けるとは中々洒落ている。
①アマチュア評論家のなんJ民に認められる
なんJに投稿を続けている人々をなんJ民というが、野球掲示板に集まる人が多い。
中にはアマチュア野球が大好きな者がおり、よくアマチュア有望株の成績やデータを提示し、善し悪しについて議論を重ねている。
過去のアマチュアとプロの相関データを積み重ねていくと、アマチュア時代の出塁率が高く三振率の低い選手がプロでも活躍する傾向がある。
それに該当したのが牧秀悟。
ご存知の通り、出塁率の高い選手として、
それどころかなんJ民の期待を遥かに超えた
スケールの大きな選手であった。
反対に三振率が高かった佐藤輝明は
活躍するか不安の声が大きかったが
阪神ファンの期待に見事に応えている。
②大学日本代表で4番を張っていたから
大学日本代表で4番を務めた選手は大成する。このジンクスをなんJ民はよく知っている。
山川穂高、梅野隆太郎、中村奨吾、吉田正尚
大山悠輔といった錚々たる面々の中に
牧秀悟がいる。
しかも日本代表はコロナ前の2019年が
最後なので3年生で4番の牧の偉大さが伺える。
③なんJ民のハートを掴むキャラクター
なんJ民はベイスターズのガッチリ体型の選手がタイプである。
筒香嘉智、宮﨑敏郎、佐野恵太、そして牧秀悟
みんな3割打者である。みな愛嬌があるので
なんJ民のハートをガッチリ掴む存在といえる。
このような理由でなんJの牧と呼ばれていると
推察できる。
牧秀悟は我々のスケールを大きく越える
素晴らしい打者である。
今後どのような活躍を続けてくれるのか
横浜スタジアムから目が離せない。