先日、涌井秀章投手が3球団での2桁勝利を達成した。まずは軽く彼の経歴をおさらいしよう。


彼は横浜高校出身で、高校2年の春に控え投手として準優勝、高校3年夏はエースとしてベスト16を果たした。同世代にダルビッシュ有、田澤純一がいる。

2004年に西武ライオンズにドラフト1位で指名され入団する。高卒1年目の2005年にプロ初勝利をマーク。2006年に12勝をマーク。

ここで皆さんはお気づきだと思うが、まず最初の球団の西武ライオンズで2桁勝利を早々に達成してしまった。


紆余曲折を経て、千葉ロッテマリーンズ2013年にFAで入団。当時のロッテの監督は、西武入団時の監督だった伊東勤だった。2015年には15勝をマークし、2球団目の2桁勝利を達成し、2度目の最多勝を獲得した。


2019年に金銭トレードで東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍したことで、涌井は3度輝きを放つ。2020年9月30日に3球団目の2桁勝利をマークしてしまったのだ。これぞまさにリビングレジェンドである。ちなみにパリーグ10勝一番乗りとなり、3球団目の最多勝獲得も現実味を帯びてきた。もし達成すれば史上初である。


涌井秀章のタイトル

最多勝
2007 2009 2015
沢村賞
2009
ゴールデングラブ賞
2009 2010 2015 2016

チーム日本一
2008
全球団勝利



それでは、前の3球団目の2桁勝利達成者はご存知だろうか。それは久保康友である。

関西大一高時代、3年春に準優勝、3年夏はベスト8と好成績を収め、松下電器を経て、2004年に自由獲得枠で千葉ロッテマリーンズに入団。同世代に松坂大輔、杉内俊哉らがいる。翌2005年には10勝をマークし、新人王に輝く。


2009年、トレードで阪神タイガースに移籍。2010年に14勝をマークし、2球団目の2桁勝利。


2013年、FA移籍で横浜DeNAベイスターズに入団。2014年に12勝をマークし、3球団目の2桁勝利達成となった。

久保康友のタイトル

新人王
2005


2人ともコントロールが良くて、フィールディングが上手い。これが長らく、そして3球団で活躍出来る秘訣だろうか。


参照 日刊スポーツ ほか