史上最多G1馬8頭のビッグレース。皐月賞馬サートゥルナーリアや春の大阪杯覇者ラッキーライラック、秋華賞馬クロノジェネシスが予想通り大きく人気を集めた。
他にも香港ヴァーズ覇者グローリーヴェイズ、グランプリホースブラストワンピース、菊花賞馬キセキ、ダービー馬ワグネリアン、ベテランマイラーペルシアンナイトといった顔ぶれだ。
ちなみに今年の芝G1の牡牝混交戦の成績は以下の通り。
大阪杯 ラッキーライラック 牝馬
高松宮記念 モズスーパーフレア 牝馬
天皇杯春 フィエールマン 牡馬
NHKマイル ラウダシオン 牡馬
安田記念 グランアレグリア 牝馬
このようにほぼ五分五分とはいえ牝馬の活躍が目立つ。おまけに去年もリスグラシューやアーモンドアイの活躍が目立っていたので、牝馬の時代と言い切っても差し支えないだろう。
近年牡馬と牝馬の実力差はなくなっているのにも関わらず、牝馬の方が負担が軽い現在のシステム。牝馬から買った方が的中が近づくのではないだろうか。
とはいっても、左回りで負けたのは有馬記念だけ、というサートゥルナーリアが票を集めるのも無理はなかった。最低でも馬券内に来る馬だと思っていた。だが運命の悪戯か、直前に雨が振り、馬場のコンディションが変わる...。これが勝敗を分けたのかもしれない。
ゲートが開く。トーセンスーリアやワグネリアンが先頭争いをし、ラッキーライラックが後ろから追いかける展開。クロノジェネシスは中団、サートゥルナーリアは気持ち後ろ、キセキは無理にハナを主張しなかった。
向こう正面で流れが変わる。名ジョッキー武豊騎手がキセキのポジションを前に上げていったのだ。それに呼応するようにクロノジェネシスも前へ進める。4コーナー手前では前目につけていたラッキーライラックも早めに仕掛け始めた。最後勝敗を決めたのは通った馬場だった。
内側の渋った馬場に足を取られ伸び悩むラッキーライラック。GI3勝馬が馬群の中に沈んでしまった。対してクロノジェネシスは外のきれいな馬場を使いよく伸びた。結果6馬身差の圧勝。今年の京都記念でも重馬場で勝利していたので納得の結果だ。北村友一騎手も馬の力を信じて早目に動いた故の圧勝劇だった。
キセキも脚を伸ばし3着に5馬身差。そして密かにポジションを上げていたモズベッロも飛び込む。鞍上は池添謙一騎手。ダービー→安田記念→宝塚記念と馬券に絡む大活躍。やはりグランプリ男は一味違う。
1番人気サートゥルナーリアは前目につけることができなかった影響か馬券外に。去年の宝塚記念を制したレーン騎手も今季はG1で不発。無茶をして日本に来てくれた事自体は嬉しいのでまたレーン騎手の来日を楽しみに待ちたい。
結果
⑯ クロノジェネシス 北村友一
⑭ キセキ 武豊
⑫ モズベッロ 池添謙一
