先週、撮影スケジュールの都合で一旦大河ドラマ麒麟がくるの放送が一旦終了し、今週は1987年放送の独眼竜政宗(主演:渡辺謙)の名場面集が代わりに放送された。独眼竜政宗は大河ドラマ史上最高の平均視聴率である39.7%を記録している。
私も伊達政宗という武将には思い入れがあり、仙台の青葉城址や松島の瑞巌寺を訪れたことがある。いつかは独眼竜政宗の映像を見たいと思っていたので、今回見ることができて嬉しい気持ちでいっぱいだった。
政宗は、伊達輝宗(演:北大路欣也)の嫡男として米沢(現山形県)に生を受けたが、流行病の天然痘にかかり、一命を取り留めるも、片目の視力を失ってしまう。そんなハンディキャップもありながら、不動明王に憧れ、立派な青年として育つ。
若くして父輝宗から家督を譲り受けた政宗は、二本松(現福島県)の畠山義継を降伏させるも、あるとき輝宗拉致の知らせを受ける。すぐさま駆けつけるも手出しができない政宗に対し、輝宗が自分ごと撃てと叫ぶシーンもあまりにも有名である。北大路欣也さんの鬼気迫る気迫にはこちらも大いに唸らされた。
他にも母に毒殺されかけるシーン、いがみ合ってしまった母が大往生の時にお迎えに来るシーンなど見どころは多いが、一番は小田原(現:神奈川県)で豊臣秀吉(演:勝新太郎)との謁見シーンだろう。鞭で政宗の首筋をピシッと叩き、もう少し(参陣が)遅かったらその首は無かったであろう、と脅すシーンや、政宗に自らの刀を預けるシーンも見応えがあった。いつでも刀を向けることのできるシチュエーションを敢えて作ることで、自分の器量の大きさで圧倒したのだ。あのハリウッド俳優ケン・ワタナベが小さく見えた。それくらい勝新太郎さんの威圧感は凄まじかった。
このように見応えたっぷりの独眼竜政宗。いつか全編をゆっくり見てみたいものだ。
