テレビドラマ「刑事コロンボ」シリーズでコロンボを演じた俳優のピーター・フォークさんが23日、ロサンゼルスの自宅で死去したと家族が認めた。83歳だった。

 ピーターさんの養女のキャサリン・フォークさんは、「彼のアルツハイマーはかなり悪化していました」とCBSニュースにコメントしたが直接の死因につい ては触れなかった。ピーターさんは、彼の医師が「彼が自分がコロンボだったことさえも覚えていないことを非常に残念に思う」と語っていたほどアルツハイ マーの病状が進んでいたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110625-00000003-flix-movi

刑事コロンボを深夜放送で見ていたのはどれくらい前だっただろうか。当時は古谷一行の金田一シリーズも放映されていてどちらも欠かさずに見ていた。

ヨレヨレのレインコートにくたびれた葉巻。お馴染みの「ウチのカミさんが」という口癖とたまに出てくるボロボロの愛車。そんな冴えない表面とは裏腹に頭の切れる強かな性格。

こうした愛嬌と渋さを兼ね備えたコロンボのキャラクターがとても好きで長くシリーズを見続けることになった。日本語版の吹き替えが非常にマッチしていたこともコロンボのイメージ作りに大きく貢献していたように思う。

それだけにシリーズ途中で吹き替えの声優さんが亡くなられて声が変わってしまったことは非常に残念だった。

しかし二代目の声優さんは初代のイメージを上手く引き継がれていてそれほど違和感を感じることもなく徐々に馴染めていけた。

シリーズが30年ほど続いたこともあって後半はピーターフォークの年齢がやや気になるところがあった。コロンボの外見は前半から中盤のイメージが最も強いので老いていくコロンボの姿を見るのは少々寂しく感じたものだ。

個人的には刑事物の金字塔といっても良いくらい好きな作品だった。今回の訃報は寂しい気持ちだが、偉大な作品を残してくれたことを感謝したい。

ピーター・フォークさんのご冥福を心よりお祈りいたします。