今回のテーマはテレビコマーシャル。

昔のCMは商品の説明やイメージを伝えるものでCMの主役は商品そのものだった。それが今や商品とは関係のないキャラクターや芸能人を起用したものが増えて商品よりもキャラクターや芸能人の方がCMの主役になっている感がある。時代にあったやり方とは思うが、現在のCMの在り方に疑問を感じてしまうこともある。

とはいえ、印象に残るコマーシャルはイメージ先行型のものがほとんど。思い出に残るCMをいくつか挙げてみることにする。

「キリン サッポロ黒ラベル」

豊川悦司と山崎努のキャラクターと日常風景をオーバーアクションで再現するところが面白い。シリーズがいくつかあるが、マトリックスの影響を受けたと思われる雪合戦編が最も面白かった。海老一染之助、染太郎が劇中のTVに映っていたり、ニャロメのお面やカラオケ編のマイウェイなど細かいネタが散りばめられていたり、最後にオチがある点も良い。

同じくシリーズ物ではファンタの先生シリーズも面白かった。将軍先生は時代劇を良く見る自分としては大笑いさせてもらった。

「ロート サンテFX 」

織田雄二の雄叫びが印象的なCM。雄叫びは目薬を点眼したときの爽快さを表現しており、織田雄二のキャラクターともマッチしている。芸能人を上手く使ったCMのひとつといえる。この他にも織田雄二が出演しているコンタクト用の目薬CMもあったが、こちらは雄叫びはナシで静かな印象のCMであった。

芸能人起用のCMではチェッカーズが出演した炭酸飲料のジェットストリームのCMも印象に残っている。商品名を歌詞に使用した歌と商品自体が結構美味しかったので当時はよく買っていた。


「サターン せがた三四郎シリーズ」

ゲーム関係のCMといえばこれ。ゲームよりもせがた三四郎のキャラの方が目立っていて後にせがた三四郎のゲームが発売されるほどの人気振りだった。バッティングセンターの球を蹴り返してホームランにしたり、某ソニーを意識した悪者のミサイルを跳ね返すやつには大笑いした。最後は爆発に巻き込まれて生死不明になるあたりが、後のサターンの末路を表しているようで感慨深い。スタントマンなしで撮影していたらしく、サターンの大型パッドに正拳突きをするシーンで骨折をしたらしい。地元の有名人だった点も好きな理由の一つ。

この頃はPSのCMも面白くてゲーム業界が最も元気だった頃かもしれない。

ローカルCMでは伊丹十三がバスの中で伊予弁で喋る一六タルトのCMとシュールな雰囲気のZAGZAGのCMがそれぞれ印象的だった。一六タルトは放映期間が長かったこともあって自分の中では昭和を代表するCMのひとつといったイメージがある。ZAGZAGはあの歌とよくかわらないオチがなんとなく気に入っている。

今年のCMは玉木宏をやたらと見掛けるイメージがあった。偶然なのだろうけど、テレビを付けるとすぐに玉木宏のCMが始まっていたことが何度もあって四国電力のCMにまで出てきたときはちょっと恐ろしくなってしまった。