少子高齢化。 | Fラン大学生の気になったアレコレ

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頭が悪いなりに考えてみたことを書いてます。
意見等あれば気軽にお願いします。

少子高齢化問題がいつ頃始まったのか、
というと二つを分けて考えなければいけないみたいです。

ニュースなどでは少子高齢化社会という風にまとめて言っていますが、
実際には少子化+高齢化の2つの問題があって、それらを合わせているものです。

少子化の傾向は1980年代にはあったそうなので、
話の始まりはもう30年以上前のことになります。

「最近の人は結婚が遅い」やら「子供の数が少ない」やら
よく耳にしますが、それはここ最近に限ったことではないのです。

恐らくそのようなことを言う方は
ニュースによく取り上げられるようになってから
この問題が起きたのだと勘違いしているのかもしれません。

しかし実際には物事が起き、重症化したからこそ
ニュースに取り上げられるようになった、という方が正しいのかもしれません、


高齢化問題に関しては、衛生面の向上が挙げられますが
それ以上に医療技術の向上が大きく影響していると考えられます。

高齢者の割合が多いというのは子供の数が減ったという点の影響もありますが、
過去にあったベビーブームというものも大きく影響しているのではないでしょうか。



どちらにしても高齢者の割合が大きくなった原因として、
少子化の問題は切り離せない問題ではあります。

しかし、少子化だけが悪いということはできません。
高齢者の割合を減らすために子供の数が単に増えてしまえば、
その子供たちが高齢者となった時にはより多くの子供が必要なわけです。

しかし人口が増加し続けるというのは
また別の問題を引き起こすのではないでしょうか?

その点を踏まえると、下の世代が増え続けることを前提としている年金制度は
大きな無理が存在していると僕は考えています。

実際、社会保障費の肥大化が財政を圧迫していることは事実です。
税収を増やすにしても、少子化を止め、
働き手を増やすという単純な問題ではないのではないでしょうか?

ワーキングプアの問題が存在している以上、
働き手が増えたからと言って税収が増えるというよりは
働き手が増えることによって
さらにワーキングプアが増えるのではないかと考えるばかりです。


またワーキングプアが増えれば、
子育てをするだけの余裕のある世帯というものは
少なくなってしまうのではないでしょうか?

個人的には高齢者への補助等も必要ではあるものの、
子育て支援をするべきだと考えています。

子育てにかかる費用が減れば、
子供を産みやすい、育てやすい環境にはなると思います。

保育所や幼稚園などといった施設の拡充もしていくべきです。

学校の統廃合によって校舎が別の用途で使われるということも聞きますが、
できれば学校としてしようしていくことが望ましいのではないでしょうか。


そういった施設の維持にかかる費用というものを無視して
ただ単に言っているだけなので、実際にはそうでないほうがいいかもしれません。
これは僕の妄想です。

しかし、未来への投資だと考えれば
子供たちにお金をかけることはそれほど悪いことではないのではないか
と考えてしまうのです。