久々に読書感想文を書いていきます!
先日、本のプロの方とお話しをする機会があって
本のプロ…?うん、本のプロの方で合ってます。
とっても楽しかった(滂沱の涙)
好きな本、好きなジャンル、好きな作家さんの話を
あんなに沢山、細かくできたことなんて学生以来で
しかもお相手は本のプロの方ですので
私の言葉全てを掬い上げて広げてくださり
お喋りの止まらないこと止まらないこと!
もう私アドレナリンがドバドバでした!
初対面にもかかわらず、愛情ホルモン•オキシトシンも
大放出していたと思います。ドーパミンも。
私がもし犬なら、あの場でお腹見せながらの
嬉ションコースだと思うので人間で良かったです。
理性サンキュー!
色々と高揚してしまいました。
「本当に楽しかった!本当に嬉しかった!」と
帰り道でマネージャーさんに何回言ったことか。
東京ディズニーリゾート、舞浜帰りのテンションと一緒。
「楽しかったな〜嬉しかったな〜」と言い続けました。
本のプロ=僕らのクラブのリーダーは♪ ミッキーマウス ♪×3
ということでしょうか。私にとってはそのようです。
ずーっと同じことを言っていたのでマネージャーさんからしたら
野村しつこいな〜と思ったことでしょう。すみませんね。
マネージャーさん、最後の方は右から左に受け流していました。
よっ!ムーディ勝山さん!
普段ひとりで充分に楽しんでいる読書ですが
ときどきは誰かと本の感想を共有し合いたいと俄然思いました。
読書会とか行こうかな〜読書会デビューしようかな。
もっと自分からも本の話していこう。
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そんなことを考えながらのブログ更新であります。
今までもノムブロに時々、読書感想文を載せていましたが
一冊一冊への想い考えがついつい長くなってしまうので
今回は短くまとめて
"タイトなジーンズにねじ込む"作戦でいきたいと思います!
VALENTI©︎BoA戦法ですね。世代を感じますか?
分かりやすくしようとしたら分かりにくくなりました。
読書感想文を始める前置きが既に長いよ!
というわけで、今回も長文ブログです。あしからず。
本を読む犬
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本って誰かに貸すと返ってこないことの方が多いですよね。
俗に言う『借りパク』ってやつです。
返して、と気軽に言えない𝓬𝓱𝓲𝓬𝓴𝓮𝓷な私は
あげるつもりで貸すことが常になっていますが
この本は、読みたいとも貸してとも言われる前に
「買って差し上げます、いかがですか?」スタンス。
普段あまり自分から本の話を振らないのですが
何かのきっかけで読書が好きという話になると
皆さん社交辞令でオススメの本を聞いてくださいます..
その方の趣味を知らないので押しつけにならないか返答に困る....
(好きな本とオススメの本って すこし違いませんか?)
そんな感じで日頃勝手に困っている私ですが、こちらの本
「水中の哲学者たち」は誰にでもオススメしたい作品。
既に色んな方にオススメしています。
(帯の穂村弘さんも最果タヒさんも私は大好きです。)
って、本の内容に全く触れていないですね。
私にとって大切な一冊になったのに。
『考えすぎる』自分に嫌気が差してしまう日にこの本を開くと
脳みその🧠←溝につまっているモヤっとしたホコリみたいなものを高圧洗浄機ケルヒャーでシューって掃除して貰ったような感覚になります。どうしよう、感想文が独特すぎて本の良さが伝わらない!
まずケルヒャーなんて実生活で使ったことがないのに!
デタラメ感想文になってしまった。
本当に素敵な本なのに私が台無しにしてしまったら嫌だ!!
私の感想は全て忘れて、是非手にとってみてください。
こちらも大切な一冊。
普段の私は、本に付箋を貼ったり線を引きたくないのですが
何かしら印をつけたいと思う箇所が多くて
気になる箇所には、真っ白な紙を、ただ、挟む。
という読み方をしました。けっこうな枚数を挟みました。
この本も、繰り返し繰り返し読むんだ〜♪
私の愛する海外ドラマ「THIS IS US」の話をしても良いですか。
急にすみません。これから観るよ!って方はネタバレになるので存分にスクロールして下へご移動を願います。
このドラマには私の愛するジャック•ピアソンというキャラクターが居るのですが、彼の不在が作品に大きな影響を与えていて、ジャックとの何気ない思い出や一言、いま居て欲しい場所に居ないという事実がドラマの中でより彼の存在感を増すことになっています。
ジャックのことが大好きな私は展開が受け入れられなくて、前へ踏み出せなくて、観ることを一時辞めていた時期もあります。(だいじょうぶ?ハマりすぎでは....)
【消滅としての死は存在しない。存在は、「死」のあとも「存在」する。生と死を分けているのは言葉である。あるいは「存在」ばかりである。】p92
この本のこの部分を読んで、すぐにジャックの顔が浮かびました。
生身の人間ではなく、海外フィクションドラマの亡くなった人物がすぐ浮かぶという私の思考!
どうですか私のことが怖いですか(常套句)
「不滅の哲学 池田晶子」を読んだ方々の感想のなかで
いちばんのナンダコレ読書感想文になっていそうですね。
だけどいいの、THIS IS US の話はいつでもしたいから。
読書感想文にかこつけて、ジャックのことを話せて良かった。
ジャックの弱さとかも含めて好きなんだよね〜。脚本が凄い。
ちょっと待ってくれ。
既に、一冊にかける分量だいぶ長くないか?
全然、タイトなジーンズにねじ込めれてないな。
よーし!こっから ねじ込んでいくよー!
筋トレ小説。は〜面白かった〜。
石田夏穂さんの独特な筆致好きです。癖になります。
自分の生きるステージは自分で演出する!
心の聖火リレーバトン受けとりました!(私、何言ってんの?)
なんかね、読み終えたあと、心がファイヤー燃えました✨
そうか、女は大変か。きっと、それは正しいよ。だが、お前の言う「大変」と、いま私を突き動かしている「大変」は、恐らく別物だ。 p82
「爪」の話が好きでした。
好きって言葉を使うのは、なんだか違う気もするけれど。
明るい本ではないので、ズドンズシンとなります。
斎藤真理子さん、好きです。(わたし、毎回、言ってらぁ)
風景、色、匂いが浮かぶ作品でした。
私の記憶の中にある似たような景色を探したりもしました。
17歳のパパイヤとママイヤが
自分の人生を引き受けていくと決めたひと夏の物語。
中身のあるような無いようなやりとりが17歳の女の子たちであることの証であり、そういう話をできる人間と出会えたことの尊さや2人が過ごす時間の中で、自分の気持ちの違和感に気付いたり、言葉にするのはまだ難しくても、沸々と込み上げてくる感情を認められるようになったり...
うんうんそうだね、と頷きながら寄り添うように読み進めました。引用されている曲(とくに1番最後)、最高のチョイスだよ!!!と目頭が熱くなり、2人にかき氷を奢ってあげたくなった31歳の私です。
わたしの理性はそれを見たくないと言ったのに、わたしの感情はもっと見たがって、言葉が背筋を内から撫でるように喉をせり上がってきた。p68
「長いこと一人だったからさ、一人でいる間にできるようになったことが役にたつのってなんかうれしいし、落ち着くんだ」p114
本を書くとはどういうことか、
心構えや決断、について書かれた本。
言葉の中に自己が溶け込み、自己を没するほど集中した者だけが辿り着ける、書くことの境地がある。p203
本を書く人って凄いなと、
一冊一冊読み終わるたびにいつも思います。
村井理子さん翻訳の本は読んできていましたが
(ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室、
人間をお休みしてヤギになってみた結果など)
ご本人について書かれた本は読んだことがありませんでした。
こちらは村井理子さんの家族の話。
読み始めて早い段階で
私の感情トリガーに引っ掛かる【何か】が。
シチュエーションなのか行動なのか、言葉なのか
それがなにか分からないまま、ずっと
泣きたい•泣きそうと思う自分VS泣かないぞの自分。
終盤は、人目を憚らず泣きながら読了しました。喫茶店で。
人が居たら泣かないだろうと思ったのに、苦しくなる程に泣いた。
本の特設サイトで鳥羽和久さんの書評が読めるのですが
そちらを読んで、また泣きました。
続けてこちらも読みました。
コミカルに描かれている部分もあり読みやすいのですが、混乱と葛藤、その時々の各々の行動、発言などもしっかり細かく記録がしてあり臨場感がありました。文字を追いながら気持ちが浮かんでみえるようでした。物語がここで終わりではないように、読み終えた後も私は時々考えてしまいます。
読みやすい文章でした。子どもも読める本です。
この本の纏う温かくて明るい雰囲気が今の社会には
足りないのだろうなと思います。
認知症は、私の人生において切っても切れない部分があり
どうしても辛辣に構えてしまう時があるのですが
この本の圧倒的な優しさ、明るさ、
「ま、いいか」の寛容さに、ほっとする一冊でした。
この本のいちばん最後に書かれている
「幸せ」と「きれい」については
全ての女性に読んでほしいなと思います。
ジェーン•スーさんの本、全部読んでますね。
ポッドキャストも聴いています。ふふふ。
年齢を重ねるごとに、ラブコメを選択して観る回数が減っていましたがスーさんのエッセイを読んで何作品か観てみたり、自分を不幸せなところに置いたままにしないよう何かしら動いてみたりと、ジェーン•スー道場の影響を受けています。年齢を重ねるの楽しみ。押忍!
ページをめくり読み進めるたびに
ホッとするような傷だらけになるような。
他人から感じる天邪鬼さと、自覚しているひねくれている部分が言葉になって並んでいるのを、もうこれ以上は!今日はもうこれ以上は!受け取れないよ〜!と悶え、自分の心の翳にじっとり包まれながら読み終えました。
最果タヒさんの本もほとんど読んでるかも。
クセの強いへんてこりんなたまご。
マシュマロの被る帽子がかわいい。
独特な絵が好き。
ひらがな と カタカナ だけの文章に
不思議さ奇妙さと哲学が詰まっています。
大人も楽しめる絵本です。
開いては閉じ、開いては閉じ
読み終わるのに時間が掛かる本でした。
主人公•朔也の喪失から回復への時間が掛かるのと同様に
自問しながらゆっくりじっくり読みました。
この本を通して、朔也くんと出会えて良かったです。
ちょうどこの本を読み始める前に舞台『粛々と運針』を観劇し、尊厳死、産めない産まない、皆に看取られるか延命で無理矢理生かされて寂しく1人死ぬか、、について頭の中がグルグルしていたので、余計深く入り込んで読んでいたと思います。
読んでいる最中に韓国ドラマ『39歳』で「もう十分、もう十分生きた」の言葉を聞けばまたそれについて考え、舞台『もはやしずか』を観劇した時に、子供が欲しいという気持ち•私的な精子バンクについて取り上げられていたことで、派生して私はまた考える。考える。
死、自由死(尊厳死)というものに対してや
最愛の人の他者性、本心と向き合うことについて
本を読みながらめちゃくちゃ考える日々でした!疲れたよ。
だけど今の自分に必要な時間だったのかも〜
と後になって思ったのでオールオッケーです。
結局、その時の自分が
探している悩んでいる迷っているものを重ねたり
答えを自分で導き出すためのキッカケを求めて
本を読んでいるような気がします。
タイトなジーンズにも、ストレッチの効いたレギンスにも
ねじ込むのは厳しい分量となりました今回のブログ。
VALENTI©︎BoA戦法は失敗•••(早い段階で🙅)
ただ、長文でしたが今回はいつもより多くの本について
感想を書けたかなと思います。
ここは、わたしという戦うボディに拍手ですね。
分からない方は「VALENTI」という曲を聴いてください。
輝くチャンスをあげて My Dream *・゜゚・*:.。..。.:*・'
まだまだ本はたくさんあるのでね、
また書きたいと思います。
好きなことって沢山話せますね。
「饒舌」の書くver.は何て言うんですか?
読書感想文ブログであり
いらすとやフィーバーブログでもありました。
いらすとやさん
いつも可愛い いらすとをありがとうございます。
こちらは
わたしという戦うボディ -ラップバトル編- です。
ラップバトルしながらではありますが、皆さまに感謝を。
長文お読みいただきありがとうございました。
夏目漱石
太宰治
芥川龍之介
本を読む犬
人面犬
野村麻純