スシローの欲求五段階説 | 刺客の大原

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「本気になれなかった」人の資格取得
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日々適当にふざけた事を書いてます

 中小企業診断士試験の「企業経営理論」に出るかもしれないし、出ないかもしれない話。

 

●スシローの欲求五段階説

 

 スシローの第一階層は「生理的欲求」である。

 まずは生きていくための基本的な欲求=食欲を満たそうとするので、安くてちょっとボリュームがあって栄養価の高いものを欲する。

 具体的には「たまご」だ。

 子供はまず低次の欲求から入る。本能的に体を大きくして成長しなければと考えるので「たまごやき」は子供に人気がある。

 スシローに入ったら最初は「たまごやき」だろう。

 

 スシローの第二階層は「安全欲求」である。

 危機を回避したい、安全・安心なネタを食べたいと考えるので、食中毒になる確率が高いモノを避け、既に知っている味で安心できるモノを食べたいと考える。

 具体的には「かっぱ巻き」だ。

 子供にとって見たことも無い生魚のネタは躊躇するものだろう。その点「かっぱ巻き」は、「きゅうり」なので子供でも味の想像はつく。

 さらに魚介類に比べ、野菜は腐敗しにくいイメージがあるので安心感もある。

 また、小皿の醤油につける際にも、にぎりだとシャリがボロボロと崩壊する恐れがあるのに対し、「かっぱ巻き」のような巻き寿司ならばそのように崩壊する恐れはない。

 だから「たまごやき」の次は「かっぱ巻き」だ。

 

 「生理的欲求」「安全欲求」が満たされると、次の段階は集団に属したり、仲間が欲しくなったりという社会的欲求(帰属欲求)を満たしたくなる。

 

 「おまえ、すし屋に入ったのにさっきから「たまご」と「かっぱ」しか食ってねーじゃねえか(笑) 子供かよww 」

 

 ・・などと馬鹿にされたり仲間はずれになりたくないので、とりあえず「帰属欲求)」を満たそうとして頼む無難な魚介類のネタがマグロの「赤身」だ。

 別に食べたくもないけど、とりあえずマグロを食っておけば寿司を食べに来た人という形になるだろう。みんなが食べるから自分も食べておこうという帰属意識だけのために食べるもの。それが「赤身」だ。

 

 第四階層は他者から認められたい、尊敬されたいという「尊厳欲求(承認欲求)」だ。

 具体的には「こはだ」だ。

 たぶん、「こはだ」の皿を取ると、他人からは

 

 (ムムッ こやつ、・・・できるな。。)

 

 と思われるに違いない。

 正直、私はこの辺りで「エビフライマヨ」とか食べたくなるのだが、また「子供かよww」とか笑われたくないので、「こはだ」を食べておく。

 また、若い女性からも「大人の男性ってやっぱりステキだわ」とか思われたいので、食べたくもない「こはだ」を食べておく。

 こはだみたいなビミョーな味なんて正直よく判んないけど、とりあえず「こいつ寿司を知ってるな・・」と尊敬されたいがために食べるもの、それが、「こはだ」だ。

 

 スシローの最終段階は「自己実現欲求」だ。

 常に廻ってる皿は、誰でも取って食べられる皿だ。自己のためだけに廻っているわけではない。

 だから、他人が取ることができない自分のためだけに出される皿のネタが食べたくなる。

 具体的には「大トロのあぶり」だろう。

 炙ることで旨みが引き出されるわけだが、冷めてしまったら旨くない。

 だから炙ったらすぐオーダーした人の前に出される。 まとめて作ってぐるぐる廻らることがないのが「大トロのあぶり」だ。

 

 だからスシローの最後の第五階層の「自己実現欲求」とは、スバリ「大トロのあぶり」だ。

 

 

 

 

 まとめると「スシローの欲求五段階説」とは

 

 たまご→かっぱ→赤身→こはだ→大トロの炙り

 

 ということだ。

 

 「企業経営理論」に出るかもしれないし、、、

 

 出ないかもしれない。。

 

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