俺のただの悪意のカラシサンドイッチ | 味覚の大原

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俺が作った料理の紹介

 今日の料理ははジョジョの奇妙な冒険 第二部に登場する名もなきドイツ軍人をイメージしたサンドイッチです 名付けて「俺のただの悪意のカラシサンドイッチ

◆俺のただの悪意のカラシサンドイッチ

 
 これはフランスパンにソーセージと卵焼きとカラシを詰めたものです

 このドイツ軍人はウァェネツィア サンマルコ広場にて、休憩中のリサリサとジョセフ・ジョースターの前にスリとして登場します
 

 ここでジョセフ・ジョースターがこのスリを捕まえます
 
 そして、こんな感じにおしおきされます
 
 
 長いリーゼントが特徴的ですのでフランスパンで表現してみまた

 ちなみに、後にこのスリが実は「ドイツ軍人」だったという事が明らかになります
 
 
 さて料理のほうですが ヤマザキパンの「パリジャン・スペシャル」を使いました
 
  中央部に包丁で切れ目を入れて多少くりぬいておき、ブラックペッパー入りロングウンイナーを2本と、薄い卵焼きをサイドに挟んだ形に入れます 
 
  ↑ 拡大

  そして、スイス製のカラシ(トウガラシ入り)のペースト盛り付けます
  
 どっと盛る・・・
 
 カラシをこんなに大量に盛った意味はというと・・・
 

 
 このカラシけっこう水分があり酸味が効いていてそれほど辛くないから、もっと大量に盛っても良かったけど

 これをこのままビニール袋に戻して先をヒモでくくってお昼に食べるためにカバンに入れて会社に持って行ったよ

 会社で女子社員から 「何があったんですか?」 と質問を受けたが、質問の意味が解らない! 「それは何ですか?」とか「どうして今日はフランスパン?」なら解るが・・・
 質問として明らかに不適切だ この会社は変なヤツが多くてホント困る




パン沢直樹 第一話
 昼休みに公園で食べようと思いこのフランスパンの袋を肩にぶらさげてエレベーターに乗ったら、会社の取締役が乗っていた

 エレベーターが下りていく間、ヤツは斜め後ろから俺と俺の肩にぶら下げたパンをジロジロ見てた

 ヤツは恐らくこう言いたかったに違いない

 「おい!、そんな大きいパンを人前で食べる気か? みっともない!
 どこの会社の社員か知れたら恥ずかしいから止めろ! 社内で食え! 会社の品格を損なう行動は慎め!」

 実は以前、似たような事でこの取締役と一悶着あったのだ

 普通の人なら 「はい。解りました」とかいって素直に従うのかもしれないが、俺はこの取締役とそこで問答を行うこととなった
 その命令には従う理由が一切ない、法令で禁止されているでもなく、就業規則で禁止事項として明記されていない内容だったからだ

 すなわち「命令」する正答な理由など存在しないから聞き入れない どうしても止めて欲しくば「お願い」をするのが筋というものだ 土下座などしてね

 あんたが命令できるのは、勤務時間中に業務に関する事だけ、それ以外で禁止したくばあらかじめ就業規則の罰則に該当する行為の一例に書き加えなければならない!

 もしも「風紀を乱す行為」に該当するというなら、屋外で公然と何センチ以上の長さのパンを食す行為が、それに該当する旨を就業規則明記していなければならない
 既にハンバーガーやサンドイッチを屋外のベンチ等に座って食べている者も沢山いるのだから、俺の長いパンだけがダメだと禁止するにはそういう制限をかけるしかない

 従って、今回も俺を今ここで止めることはできない! あの時と同じように!

 まして休憩時間に何をしようと原則自由なハズだ 労働基準法でそう示されている!
 それを別途禁止とするには、就業規則の中で禁止行為とし、労働組合などの労働者の代表する組織の了承を得て、改訂した就業規則を労働基準監督署に提出しなければならない!
 現行の就業規則で休憩時間内であっても禁止されている行為は、社内における宗教などの勧誘行為だけだ!
 俺のフランスパンの食事を止めたくば、正式な手続きを経てからにしてもらおう!

 以前の口論でも、取締役は意地になって結局、就業規則を改正して俺を止めようとした
 だが、前回は労働組合から同報メールで全社員に向けて周ってきた就業規則の改訂内容を見て、他の社員は勤務中に大爆笑していたぞ
 今回は一体どんな内容にする気だ? どんな文面にすべきだと思う?

 「フランスパン」は小さい物もサンドイッチとして売られているからフランスパン自体を禁止するには反発があるだろう
 コンビニで30cmくらいの細長いパンも売ってるから長さ制限としては40cm以上が妥当だろう
 だが「40cm以上の食べ物全般」とすると、コンビニで売ってる「冷やし中華」などの麺は伸ばすとその長さは超えるので該当してくる
 だから「40cm以上のパン等」とするしかないが、もしもそんな規則を作ったら俺はあえて40cmのナンとかを作ってきて食べることが予想されるので、そんなザル規則には意味が無いぞ

 そして就業規則に「めずらしい記述」を追加すると、ネット掲示板にその情報を内部の誰かに書き込まれて、よけいに恥ずかしい目に遭うのだ
 「何だこの規則?」という恥ずかしい文面が世間の目に触れることになる
 就業規則の文面は営業秘密(不正競争防止法違反)には該当しないから、犯人探しもできないし処罰も無理だ

 前回と同じ失敗をしてみるか? 取締役全員と会社の犬たる労働組合で束になって俺を止めてみるか? よしかかってこいっ! 倍返しだっ!

 俺はエレベーターの中で斜め後ろのほうにいる取締役のほうを向いた

 その瞬間、取締役は目をそむけた

 そして一階に着き、エレベーターのドアが開くと俺より奥にいたのに足早に出ていきやがった

 待ってよ! 何か言ってよ! 目を合わせろ! 諦めたらそこで試合終了ですよ! やられてないからやり返せないですよ!

 こうして「パン沢直樹」は取締役が戦意喪失で逃亡のため第一話で完結しました