解決策 | 思えば遠くへ来た私

思えば遠くへ来た私

Parce que j'aime vivre ici même s'il y a des problemes tous ies jours..

今私が働いている介護施設には、

 

セクションが5つある。

 

そして、私がいるセクションJー2の仕事量が、

 

最近とんでもないことになっている。

 

リストによっては、朝の仕事が10個もあるのだ。

 

他のセクションで、10個の仕事があるところはない。

 

もちろん、他のリストも同じように大変で、

 

そのため、私と同僚のH、別チームのEも不満だらけだ。

 

看護師長Cに何度か言ったが、これまで変わる様子もなく。

 

なので昨日、午後の会議の時に、改めてCに抗議した。

 

他のセクションに比べて圧倒的に仕事量が多く、

 

なんなら朝の休憩を取る時間もない、と。

 

もちろん、私は朝の休憩はきっちりとっている。

 

なぜなら、そのために私は朝から走り回っているからだ。

 

他の介護士みたいにゆっくりやってきて、

 

喋りながら仕事をしないからだ。

 

タバコを吸いに階下に降りたりもしないし、

 

なんなら朝の水分補給もちゃんとやっている。

 

ちなみに、私以外の介護士で、それをちゃんとやっている所はあまり見ない。

 

まあ、でも、仕事量が多すぎるのは本当なので、

 

昨日は、さすがの私も文句を言った。

 

Hも「普段何も言わない彼女さえこう言っている!!」とCに抗議し、

 

介護士をもう一人増やせ、と訴えた。

 

でも、現実問題、もう一人増やすのは不可能だ。

 

なら、せめて朝の仕事を軽くするための半日だけでも、と言ったけど、

 

たった4時間働くためにやってくる介護士は、まずいない。

 

4時間働いても60ユーロくらいにしかならないからだ。

 

そして、Cが提案してきたのは、

 

「休憩が取れないんなら、その分払う」というものだった。

 

そう言われて、みんな黙った。

 

私は頭の中で、1ヶ月にしたらいくらになるか計算し、

 

「1ヶ月で8時間分給料が増えるってことね」と言った。

 

その言葉で、「ならそれでいい」とみんなが賛成。

 

実際、介護士が増える可能性がないので、これを飲むしかないし、

 

しかも、給料が増えるのならこれに同意するしかない。

 

私も、朝休憩が取れないのは嫌だけど、

 

これまでみたいに急いで仕事をしなくていいんだ、と思ったら、

 

その方がいいかも、とも思う。

 

昨日まで早番だった私は、朝7時きっかりに仕事を始め、

 

10時の水分補給に間に合わせるべく、休みなく働き続け、

 

10時半からの休憩はきっちり取っていたけど、

 

その休憩がなくなるのなら、12時までに仕事を終えればいい訳で。

 

これまで走り回っていたけど、もうそれもしなくていいのだ。

 

実際、12時まで仕事がかかるわけもなく、

 

仕事が終わった時点で、サロンの隅で座って休憩を取ればいいだけの話だし。

 

みんな「休憩が取れない」とか言ってるけど、

 

本当はちゃんと休んでいるし。

 

一つ一つの仕事をゆっくりやれば、その分体も楽になるし。

 

で、結局そういうことになった。

 

それはそれでいいことだと思う。

 

昨夜、仕事から帰ってきてその話を旦那にしたら、

 

「これでもう走り回ることもなくなるね」と言った。

 

そして、実は旦那の同僚のお母さんが、うちの施設にいるらしいと言った。

 

名前を言われて、「ああ、あの方だ」とすぐにわかったのだけど。

 

そして、旦那が私の話をその同僚にしたら、

 

「ああ、あの、いつも走り回ってるアジア人か」と言われた、と笑った。

 

私は、別に走り回っている訳ではない。

 

ただ、ちょっと早歩きになってしまうだけだ。

 

多分、せっかちだからなのだろうけど、

 

急がないと仕事が終わらないこともある。

 

でも、これからは、もっと普通に動こうと思う。

 

焦る気持ちはあるけど、できるだけゆっくり動くようにするつもり。

 

さて、今日は仕事は休みだけど、

 

明日と明後日は、職場から「行け」と言われた研修に行く。

 

明日は本来なら休みなのに、休めないのが辛い。

 

せめて研修の内容が、眠くならないものだといいな。

 

 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ