「あれ何?」
「これ、なんて言うの?」
こんな質問攻めにあったことありませんか?
知りたい、やってみたいは子どもの大きな原動力です。
しかし、親は結構この芽をつぶしてしまってます。
そして…子どもの好奇心は、成長するにつれどんどん減っていきます。
質問攻めにあってる間こそが本当はその子の将来へ可能性を見出すチャンスなのです!
好奇心こそが子どもに意欲を沸かせ、新しいことにチャレンジする力の源です。
そのポジティブな行動は脳を活性化させ、心も育ちます。
たとえば、子どもと一緒に散歩をしている時
面白い形、変わった色の木の実が落ちていたら、子どもは目ざとく
「わーい、変な形の木の実だね。何、これ?なんて名前?」
そこであなたならどう答えますか?
「ホント、面白い木の実だね、なんて木の実だろうね~」
で、終わってしまってはいませんか?
「面白いね。持って帰ってなんて木の実か調べてみようか?」
と好奇心を掻き立てる行動へと促してみましょう。
知識が増えると考える力がつく!
親が教えることは星の数ほどあります。
家の中、道端、スーパー、電車
実物を見せながら「これは○○って言うのよ」
この会話は親子のコミュニケーションと共に、子どもに知識をつけることになります。
やがて大人になるにつれ、子どもが知ることであっても
子どもが「なに?なに?」と聞いたときに教えてあげることで子どもの知識が増えます。
この習慣はやがて親と一緒でなくても子どもが考え、行動に起こすことになるでしょう。
子育て心理講師
紀ノ本よしこ
参考資料 祖川泰治著「小学校前の3年間にできること、してあげたいこと」