子どもを毎日起こっていると…

 
自分で自分が嫌になります。
 
 
「どうして、もっと優しいママになれないんだろう」
 
そう、ママは怒りたくって怒ってるわけではありません。
 
 
子どもをもっともっと良くしたい。
 
可愛い我が子の将来を思ってのことです。
 
 
しかし…
 
それは子どもの望んでいることではなく、ママの望むことをやってほしい、「それがあなたのためなのよ」って理由であることが多いのです。
 
 
また、子どもはある程度の年齢までは悲しくなるぐらい親に従順です。
 
「そんなことなーい」って思っているママもいるかも知れませんが、それは子どもがあなたを必要とし、自分のほうを見て欲しいというサインを出しているから反抗をするのです。
 
本当はママを喜ばせることをしたいと思っています。
 
 
では、どうしたら怒らないママになれるのか?
 
心理作戦が必要です!
 
ママはとってもまじめな方が多くて、つい教えよう、従わせようとしてしまいます。
 
小学校へ入る前までのお子さんの場合は、もっと遊びを取り入れて教えたり体験させると子どもは面白がってやろうとします。
 
また、闘争心という感情を刺激するのも効果があります。
 
 
例えば、おもちゃを片付けない、朝から遊んでばかりでちっとも出かける支度にかからない。
 
こんな時には、「ママもこれからお化粧するから○○君がお洋服着るのとどっちが早いか競争しよう!」
 
そして、途中経過も大きな声で伝えます。
 
「さあ、ママは今まゆげを書いています。お~っと○○君より1歩リード」
 
こんな声をかけながら一緒に遊んでいたら最後にできてしまった。
 
この感覚を持たせること重要です。
 
そんな余裕がないと思わず、結局発してる声は怒る言葉より絶対的に少なく効果的なものになっています。
 
 
皆さんはご存知でしょうか?
 
子どもはの脳は生まれてから細胞分裂を始めます。
 
それが止まるのは12歳ごろです。
 
その間には心を育てることを中心にやれば、脳も連動して育ちます。
 
細胞分裂した脳に知識をインプットしていくことは子ども本人がやるでしょう。
 
ママにできることは、「怒ること」や「ひどい関わり方をする」などで脳が消滅しないようにしなければなりません。
 
子どものイヤイヤ、ダメダメは脳の成長期に起こる必須な出来事です。
 
ママも楽しみながら子どもを育てるには心理的な方法が必要ですね。
 
 
子どもは3歳までは、とても手がかかります。
 
しかし、その手間を惜しまずきちんと育てることによって「子育てらくらく期」は必ずやってきます。
 
そして、その子は親を支える素晴らしい人となってくれます。
 
 
子育て心理講師
紀ノ本よしこ
 
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