子どもに聞きたいことがあるとき、質問攻めにしてませんか?
「どうだった?」
「〜したの?」
「なに話したの?」
これらは、「ママあるある」ではないですか?
自分に置き換えた時、これってウザいことでもありますね。
もちろん、私たち親は子どもが可愛くて仕方ない…それが高じてのあるあるなのです。
しかし、子どもは日々成長していて、ママにもパパにも言いたくないことが増えてきます。
それは例えば、友だちとのこと。
いいも悪いも友だちとの関係を親にベラベラ喋るようでは信頼は築けません。
秘密を持つこと…それは子どもの成長を意味することです。
「こんなことぐらい話せるでしょ!」って思うのも親から見た視点です。
子どもには子どもの世界がある!
肝に銘じてくださいね。
では、どうやって聞き出すのか!
相手の話が聞きたかったら、まず自分のことから話してください。
「今日ね、Aちゃんのママに会ってね。△△話してたらそこにBちゃんのママがやって来て盛り上がっちゃってね〜… 」
こんな話を始めると、自分の感想を言ったり、自分の近況を話したりします。
これは心理作戦です。
相手が楽しそうに話していると、つい自分のことも話したくなります。
この時、決してナーバスな話をするのはやめましょう。
面白くなかった話も笑いに変えて楽しく話すことで子どもも失敗した話もきちんと話してくれるでしょう。
子育て心理講師
紀ノ本よしこ