セーレンというパンです。
意味は、たましい、おばけ。
どろっどろの多加水の生地を、テーブルに広げた状態で発酵を取り、
そのまま手ですくうように切りちぎって、焼成します。
南ドイツの修道院で、貧しい人々に配られていたパン。だから、多加水でかさを増やしている。
たましい、というのも、形から来ているのと、『食べ物を分け合う』=『命を分ける』というところから来ているのと、両方らしい。
それに、なんだかすごく単純で、シンプルで、明快な方法でパンと向き合っているな、と。
パンのたましいを堪能するためのパンだな。
と、思います。
