10月11日で、めでたく扉おじ※と同い年になりやがりました♡月辺です♡(憤怒)

※『機動戦士ガンダムSEED』で検索検索ぅ!

私、もう、二度と彼のコト「おじさん」とか言えないわ、だって同い年だもん…。24てさァ…まだまだ全然若いよな?ケツの青いガキよな……?えっそれとも漏れが永遠にオトナになれないだけで、世間的に24歳ってもう少しちゃんとしてるの?どうなの?有識者。

 

そんな訳でイマイチ実感なきまま「20代前半」最後の年へ突入してしまった月辺が選んだ誕生日プレゼントはこんな感じさ!

 

ゲッター1。それも三輪チャリンコに乗ったゲッター1!かわいい!!

 

"若い命が真紅に燃えて"!!(※『ゲッターロボ!』永井豪/菊池俊輔/ささきいさお)

 

誕生日当日にたまたまフラッと寄ったホビー店のレジ横で売られているのを目撃し、堪らず「えっ!なにこれかわいっ!?」と声が漏れたワシ。2、3度呟いてしまったが、店員氏は驚異の総スルー。

このレトロな字体のパッケージと「ブリキ製チャリにまたがったゲッター」という遊び心しかない商品仕様に、まさかその時は発売直後のおもちゃだなどと思えず「なんでこの店にはこんな懐かしのおもちゃがあるんだろうか…いやにしてもめちゃめちゃ可愛いなちくしょう…ほしい……」になりつつ結構ちゃんとした価格の値札を見て即決できずに帰宅。

 

此処で、一つ正直に告白しておく。というのも、早めに白状したほうが後々に禍根を残さないだろうから、私とゲッターロボの付き合いについて話しておこうと思うのだ。

月辺、何と、『ゲッターロボ』(1975)の1話しか観たことがない。1話。まだ恐竜帝国とかいう生き残りの亜人風爬虫類たちが蜂起したばかりで、本来の宇宙開発用ではなく、もしもの為に開発された「実戦用」のゲットマシン3機に乗るパイロット竜馬、隼人、柔道部が揃ったばかりの1話だ。あ、柔道部は「武蔵」さんでしたね…なかなか覚えないんだコイツ、頭悪くてさ。

あと、『スーパーロボット大戦V』を時折遊んでいるから『真ゲッターロボ世界最後の日』はちらっと知っている。早乙女のジジイを殺した罪(冤罪)でムショに入れられていた竜馬が久々のシャバでゲッターと共に闘うのだが、あの迫真のビジュ(イカツめ)で無実だったんだけどよ、誰も信じちゃくれなかったよ…みたいな展開は面白すぎるだろ。あと真ゲッターさんのデザが禍々しくてカッケー。

 

…以上の浅い付き合いでハイエンドトイを初手買いは横暴すぎるのでは?私がガチファンなら刺す。……ところまでは行かずとも(当たり前)激しく抗議するだろうね、と一時は購入を断念したヲタクであったが、然しやはり三輪車ゲッターへの想いは諦めきれず、ホビー情報ページや通販サイトでしつこくサーチ。へえ、この春発表になった新製品で、今月出たばっかなのか!?じゃあ目玉品だったろうに、売りつけるどころか素無視を決め込みまるでセールストークを展開する気のない件の店員氏、マジ凄ぇな…。

敢えて「70・80年代のマーチャンダイズ」感を全面に押し出したパッケの造り、二輪ではなく「三輪車」にまたがっているロボットというアンバランスさ、そして作品チョイスが良い。仮面ライダーにマジンガーZにゲッターロボだもの(ライダーはショッカー戦闘員のヤツもあった)。

よし、今年の誕生日はこれで決まりだ!月辺氏は密林へ赴いた。

 

そうして届いたのがコイツって訳。サイズ比を示すために自作ねんどろを横に置いてみたが、縮尺的に人間と同サイズなのは如何なものか、ゲッター。多分小さく見えるのはゲッター線の所為です。※同商品の流竜馬もゲッターと全く同じサイズなので、おかしいところなど微塵もないのだ!

 

↑こうすると歩道のセンター側に大きく膨らんで曲がってきたチャリ僧と些か迷惑そうな徒歩通勤のリーマン、みたいな構図になっておもろい。「へーい」って感じで足離して乗ってますからねコイツ。

↑子供を保育園に送る途中の母親が逆サイドから来た場合。

ここまで来ると、ゲッターは車道に出てほしいところだ。でもまあコイツ三輪だしな…いや、そもそもゲッター1って陸・海・空の「空」仕様なんじゃないの?先頭に来るゲットマシンは「イーグル号」だろ?空飛んでいったほうが早くない?…とか言ってしまえばそれまでだが、このおもちゃのコンセプト自体が成り立たなくなる身も蓋も無い指摘とも言える。マジンガーだって後半はジェットスクランダーありますしね。

ちなみにこのゲッター、三輪車三輪車と小馬鹿にするのは早計で、ゼンマイを軽く巻いてやるとおりんを鳴らしながら結構なスピードでくるくる爆走する。パワー走行。私は動画撮るのとか上手くないので、気になった方はぜひ実物で確かめてほしい。

最後に、なつかしおもちゃ(風)のゲッターさんは昨今のプロポーションがやたら良いハイエンドトイと組み合わせると激しく浮いてしまう(ゲッターばっかりだったら合うのかもしれないが…)ので、いっそ同じような「なつかしおもちゃ」が似合うのでは、と置いてみた超合金ドラえもん。コイツだってワシが5歳のときに出た復刻仕様なのでそこそこ新しいのだが、そこはさすがドラえもん先輩、ゲッターさんとの親和性がエグい。エグすぎて、いっそ某だらけの生前見積もり広告写真みたいになってしまった。ワシが◯ぬ頃には双方めちゃくちゃに釣り上がっていることだろう。

ちなみにドラえもんとゲッターロボの付き合い(?)は古く、当時の『小学◯年生』(コラっぽいネタが多いが藤子先生公式)や、『ドラえもん百科』(方倉陽二氏著)のなかで共演(?)している画がちらほら。同時期の漫画だったのねー。ワシはといえばドラとGダムで育ったSF好きロボ好きのヲタクだが、70年代メカアニはまだまだ初学者。

これを機にゲッター先輩についても能く能く勉強しようと思った月辺でした。アデュー!