月辺ですやで。まいど🌱🌼<いくら吹き飛ばされても、僕らはまた花を植えるよ、きっと……(by キラ・ヤマトさん)

 

つーことで今日はね、先日ココで新キャラのキャストが発表になった『SEED FREEDOM』のこと書いたけど、そもそも今のお知り合いさん達(と、アメブロの読者様方)って月辺が種シリーズ好きなことご存知なのだろうか。。。と思って種、特に続編のDESTINYにすっ転んだ経緯をお話しようかなとかね。

ちょっち長いけど読んでもいいよ!という方は暫しお付き合いくだせぇm(_ _)m⇓⇓

 

月辺がSEEDを初めて観たのは高2の夏〜秋。勿論リアタイでは無い⚠ ちなみに00(ダブルオー)は高1で観たため、あっちのが視聴タイミングは早かったのだ。フェルトが可愛いなあ♡♡とすごく思ってた。

で、肝心の「何故種を観てみようと思ったか?」なのだが、ポケットモンスターアドバンスジェネレーション(2002〜2006)が好きだったからである。……うん、ナニイッテンノコイツ(゚Д゚)ハァ?って感じだよね。分かる。何がどうしてホウエン地方からコズミック・イラに行く訳があるんだよって思うよね。

もう少し詳しく説明すると、月辺は高1以降何かのキッカケで(ここはいまいち思い出せないから、大方支部で素敵イラストを観たとかそんなとこだろうと想像する)『ポケットモンスター ルビー・サファイア/エメラルド(及びオメガルビー・アルファサファイア)』のNLCP、ダイハルにハマったのだ。ツワブキ・ダイゴ×女主人公(ハルカ)ね。それはもう凄まじいブームが到来して(いずれその頃の話もしたいな〜)、毎晩ゲームをプレイしてはクロッキー帳にイラストを描きまくっていた笑 って今とあんま変わらんな。

で、当然ゲームだけじゃ飽き足らずアニメ(AG)もアマプラで観てKAORI.姐さんのハルカを浴びていた訳なのだが、ある時「ワンチャン当時のアニメ誌に情報載ってね??」となったのよさ。映画直前の号とか、監督インタビューくらいは読めるんじゃないのと。そこで試しに2005年のア◯メディアを中古屋さんで買った訳です。そうしたらもう、もう、ポケモンのポの字も無いどころか誌面の8割強が!!

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』だったのよ!!!05年の夏だから丁度ステラちゃんがおなくなりになった頃かな……(哀)「シン……すき……」て言い残してね。まあ当時の読者さんたちののめり込みようが凄すぎて。「これは観るべき作品らしいぞ」とようやく気づいたのです💦

まあ然し続編から観てもナンノコッチャやし、月辺の性格上1話から順々に辿らないと気持ち悪いから、まずは『SEED』から行こうと、観始めた。これもアマプラだったかな……確か

まず思ったのは絵柄やキャストがキャッチーなだけで、内容はとても王道のガンダムだなってこと。後はCE(コズミック・イラ)という世界観の作り込みが細かくて巧い。昔ながらの地球人種が主である「地球連合軍」と遺伝子操作によって能力を伸ばされたり病気のリスクを低減されたりして生まれてきた“コーディネーター”を擁する「ZAFT」の対立構造。どちらにも与せず中立・独立を貫こうとする「オーブ連合首長国」。更に主人公たち民間人の学生がひょんなことから乗り込むことになる戦艦「アークエンジェル」は連合所属でありながら少し違う立ち位置に属していて、いずれ「アークエンジェルという独自スタンス」を取る一団になっていく……この辺まさにホワイトベースって感じ。

とはいえこの頃はまだ「ふーんなるほど、おもしろいねえ」で終わっていた月辺。フレイはめっちゃ好きになったけど、あくまで種自体は第二ジャンルでしかなく、個人的ブームが来るのはもう少し後。

翌年になって、ようやく50話を履修し終えたので続編のDESTINYへ移行したのやが、まず「??」となったのが19話の「見えない真実」ね。今思うとこれが楔になって打ち込まれていたんだな。。。

で問題の最終話よ。前作主人公のキラと今作ラスボスのデュランダル、その忠実な部下のレイが最終決戦の地メサイアに集うシーン。まあ皆さん知っているだろうしご存知ない方は観てほしいので多くは語らない方が良いのだろうが、簡単に言うとデュランダルは「人は個人の能力値に応じて一生を管理決定されるべき」(その方が無駄な苦労や絶望を味わわなくて済む)つー考え方。でも当然ながらキラたちは「人には自由を生きる権利があるはずだ」という思いがある。レイはデュランダルの意思に従ってキラを殺そうと銃口を向けるんだけど、キラに「その命は君だ!彼じゃない!」と言われたこともあって迷いが生じ、最終的にはデュランダルを撃ってしまう。

かいつまんで説明すると、レイ(レイ・ザ・バレル)は男版綾波って感じで、クローニングで生まれ(一説によれば前作ラスボスのクルーゼに臓器提供するためのスペアとして造られたとか)、案の定テロメアが短く(=寿命が短い)、クルーゼはヤキンの戦いで死んでいるから今や身内と呼べる存在はデュランダル(保護者、発作を抑える薬の提供者、クルーゼの友人)一人しかいない。だから彼への依存心が極端に強く、彼の望む世界の実現に注力してきた。でもデュランダルはレイを「友人の代わり、優秀な右腕」としてしか見ていない。キラのように「君は君で良いんだよ」とは言ってくれなかった。レイには何方の言い分が正しいのか、分からなくなって……だから何より大好きなデュランダルを殺してしまった。

「ごめんなさい……でも、彼の……明日、」嗚咽混じりに訴えるレイ、もとい関俊彦さんの演技たるや……気付けば推しでも何でもなかった子の最期にあたってボロボロ泣いてたんだよね。つまりその瞬間私のSEEDが弾けたって言うか(´;ω;`)ブワッ 月辺は「従僕」キャラとか「依存心強め」のキャラにハマりやすいけど、その傾向を作ったのは紛れなくレイというキャラクターなのです。

そうしてあっという間にすっ転んだ種D沼、月辺はグッズ買ったり(ミニフィギュアとか小説版とかねー)プラモ買ったりした。先日も書いたコレクションシリーズのデスティニーと白ザクね。

ドラマCD(Suit CD)も聴いた。種D主人公のシンたちがまだ士官学校生だった頃の試験前の話。紅一点のルナマリアが意外とのび太くんで、ヤマ張って人(レイ)のノートをコピーした挙げ句それを更に別のヤツ(シン)に回すというヤンチャ少年ムーブを取るところが何とも愛らしいのだ。ちなみにこのSuit CDはどれも小説版担当で今回のSEED FREEDOMの脚本も担当される後藤リウさんが書いたシナリオなので、めちゃめちゃおもしろく仕上がっている。是非聴いてみてほしい。

当然ギルレイ沼にもずぶずぶに浸かっていて、同人誌読みまくったな〜……ギルレイの良いところは、前述の通りレイが「代用品」でしか無いところ。その何処か乾いた空気感と二人の密接な距離感のギャップがたまらんく「萌え」なのよね!!(※密接な距離うんぬんは公式です。レイは久しぶりにデュランダルに会えるとギル〜って抱きついちゃったりする(それが件の19話)。かわいい。)

まあレイだけでなく、名台詞や名バトルが多いし劇伴も素晴らしいし作画も素敵だし(とはいえ年クール物だから週ごとのブレがあって安定しないのと、回想とかの美術ボードがやや少ないのが残念だったけど)、兎に角種シリーズはアニメ史に残る名作だと思うのよ!!!スペシャル・エディションが劇場で流れるわけだから、まだ観てないよって方はいまがチャンスだよね😆✨私はスペエディも履修済みなのだけれど、入場者プレゼントのミニポスター(第3クールEDのI Wanna Go To A Placeの絵……!)欲しいし何度でも推しに会いたいから観に行くつもりでいる〜!!!楽しみだああ。