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先日、判定日でした。
もったいぶるつもりは全くありませんが、年末でバタバタしており、なかなかブログを書く時間を取れずにおりました
と言っても判定日の2日前にフライングをして、残念なことに真っ白な陰性だったことは確認済み。
今回移植した卵ちゃんは初期胚とはいえ、移植直前でもどんどん分割、成長してくれていてすごく元気な印象があったので、期待していた部分も正直あったからやっぱりすごいショックだし悲しいです。
それに採卵周期にも鍼灸2回、移植後も鍼灸に行ったり、自分でもやれることはけっこう頑張ったつもりだったんですけどね。
でも仕方ない。
これが現実。
余談ですが、この春に陽性判定をもらえた時に移植した卵たちは新鮮初期胚2個だったんですが、2個とも比較的分割が早めだったんです。
2個とも3日目初期胚ですが、たしか10分割と11分割だったんです。
そのうちのどちらか1つが着床して胎嚢確認まではいけたわけですが(結局、稽留流産という結果にはなってしまいましたが)このこともあって、私の中では勝手に成長が早い卵は比較的元気でいい卵なんじゃないかと思ってしまって。
今回も2日目初期胚で7分割だったから、元気な卵ちゃんだと思い、ちょっと期待していた部分があります。
判定日はM先生で予約していました。
採血して、しばし待ちドクタールームでM先生とのお話。
ドクタールームに入ったらもうM先生はいらっしゃってて、「Mioさん、今回残念な結果でした。」と言われました。
フライングしてたからわかっているけど、採血結果は今回もかすりもしない陰性。
そっかー。。。
もう何回も陰性の判定を受けているし、フライングもしていたから、泣くこともなく。
なんだろう、ひたすら淡々と。
結果を受け止め、心をできるだけ無にして、今後について冷静に先生に相談しよう、と思っていたので、そのように努めてお話しました。
「これでレトロゾールを使った採卵、(流産後)3回連続やってるけど、結果が出ていないよね。
レトロゾールに縛られちゃってる部分もあるから、次はもう思いきって採卵の刺激方法を変えてみた方がいいかな、と思います。」
なるほど。
先生がそうおっしゃるなら、私としても別にレトロゾールにそこまでこだわる気はありません。
「まだやったことがない方法だとショート法があるし、あるいは卵の数を考えたらロング法もありだと思います。ただ、ショート法もロング法も、卵の数は増えるかもだけど、卵巣が腫れると思うので、新鮮胚移植は難しいと思います。
あとはやっぱり新鮮胚移植を目指すならマイルド法でもセキソビットだけを使うかとかクロミッドを使うか。
でもセキソビットだと、卵の数は採れて1つ、とかかなり少なくなると思います。
クロミッドも子宮内膜が薄くなりやすいから、新鮮胚移植だとあまりオススメしません。」
私的にはロング法は以前、大変だった割に結果全滅したトラウマがあるのでナシかな。
クロミッドの時も全滅したような。
とりあえず結果がよくなかった記憶があるので私的にクロミッドもナシです。
「私としては最悪、卵巣が腫れて新鮮胚移植ができないなら、凍結して改めて移植でもいいとは思っています。
ただ私、胚盤胞まで育ちにくいので、凍結するとしても初期胚で凍結して複数個移植がいいかな、と思ってはいるんですが、今まで融解時に変性したのも2回経験しているから、私の卵って凍結にも弱いのかな、と思うとそれもまた不安で…。
新鮮胚移植をするにしても、前回採卵後にたまたま担当してくださった先生とも相談させていただいて、今までの経過的にも3個移植もしてもいいとはおっしゃっていただけていて、私も3個移植を繰り返していくのがいいのかなと思っています。」
「たしかにMioさんのこの回数、経過なら3個移植でもいいでしょうね。(苦笑)
そうなると、やっぱり4〜6個くらいは一度に採れた方がいいよね。
注射メインのアンタゴニスト法の一種に戻したら、Mioさんは結構反応はいいから、卵はそれなりに採れると思うけど、卵巣は腫れるから凍結にはなるでしょうね。」
「うーん、もう正直どうしたらいいのか自分でもよくわからないんです。」
もうこれは本当に本音です。
どうしたらいいんでしょう
「このままいったら、30日には生理が来るよね。
1月3日までクリニックが休みだから、次とりあえず4日以降で来れる?
その時の状態を見て、採卵周期に入るか、とか刺激法をどうするか決めましょうか?」
「私、帰省の関係で早くても5日に来ることになるんですが、それじゃ遅くないですかね?」
「大丈夫ですよ。
他に何か質問ありますか?」
ここで前から気になっていたことをせっかくなので聞いてみました。
「以前、M先生もおっしゃっていた精子のDNA損傷を調べる検査ですが、あれでかなり結果が悪かったらもう顕微授精さえ無理、やっても意味ないってことはあるんでしょうか?」
というのも、ここまで採卵と移植を繰り返しても、陰性ばかりって卵の異常胚の確率も人より高いのかも。
もちろんそれは主人1人のせいではなく、私の年齢によるものも大きいのはわかっているのですが、ふと例えば主人の精子のDNA損傷の割合が想定以上にかなり悪かった場合(精索静脈瘤もあったし、今までの不妊治療の経過からも、基準より良くて問題ないってことはないと思ってます)、もはや顕微授精しても結局意味がないんじゃないか、と思えてきて。
私としてはリミットまで治療は頑張り切るつもりで今までやってきましたが、ふともしDNA損傷率もかなり高くて顕微授精させても結局異常胚ばかりなら、これからリミットまで高いお金をかけて何回やっても結局意味がない=可能性がないならはっきりさせたいし、言ってほしいなぁと思いまして…
ちなみに今さらDNA損傷の割合を調べる検査を主人に受けてもらう予定はないです。
これまでも男性不妊で散々悪い結果を度々突きつけられて、もう自分が悪いのは重々思い知らされている主人。
今さらそこにまた悪い結果をあえて突きつけるのはさすがにかわいそうというか。
だって結果が悪いとわかっても現時点で、よくなるために男性ができることってもういつものサプリや薬やら生活習慣の改善くらいだし。
(もう精索静脈瘤の手術は済んでるし、TESEはやるつもりなし)
そしたらM先生からの返事は
「そうですね。
DNA損傷を調べて16%以上となると(20%以上とおっしゃっていたかもうろ覚えですみません)異常の割合が高いということで精子の調整方法を変えることができるようになったんです。
ミグリス法と言うんですけど。
通常は遠心分離で精子を調整するんですけど、その遠心分離でも精子のDNAが傷ついてしまったりするんですね。
ミグリスだとそういった心配はまだ減るかなと思います。
費用も特にいらなかったかな?(ここはM先生もうろ覚えなので未確認です)」
ミグリス?!
初めて聞きましたが、そんな方法があるなら、正直もっと早く言ってほしかったし提案してほしかった…
こんなにも結果が出てないんだから、身体に負担がかからず、費用も優しめなら、こちらとしてはやれることはやりたい。
M先生いわく、「どうしても遠心分離の時より、ミグリス法だと精子の数とかは減るので、体外受精の人だと顕微授精になったりします。
Mioさんの場合、元から顕微授精だからその点はあまり関係ないけど。」
「えっ、じゃあ主人の場合、最終精子がゼロになって顕微授精自体ができないってことになったりしないですかね?」
M先生、苦笑しながら「さすがにそれはないと思いますけど」とのこと。
次回からもしやっていただけるのであればミグリス法をやってみたいこと、次回の周期は次の来院時の状態によってどうするか決める、ということで、年内の治療は終わりました。。。
で、お薬を止めてもう30日にリセットしたんですが、ふと次の通院日を考えたら、クリニックに行けるのが最短でD7あたり。
よく考えたら薬とか何もしてなくてD7に状態チェックして、もし採卵周期に入るとしたら遅くないですか?
今さら気づいてしまった、、、
今まではレトロゾールとか飲んでいたから別によかったかもだけど、今回は何もしてないままD7までいて、いきなり採卵周期に入って複数個採れるのかな
もしや年明け早々に一周期、無駄にお休み周期にせざるをえない予感しかしない
まぁ、最近毎月続けて採卵→移植を繰り返していたから、身体的にもメンタル的にもお休みも必要なのかもしれません。
年齢的にもお休み周期って焦るけど、急がば回れ、ですかね。
ということで、結局今年も不妊治療は実を結ぶことなく終えてしまいました。
でも私なりにやれることはやったし、やりきったかな。
また来年も頑張ります!
来年こそは
どうかどうか…
不妊治療をしている皆さん、私もどうか我が子を授かれますように
今年もこのブログを何かのご縁で読んでくださった方、コメントしてくださった方、色々とお世話になりました。
私もいつも皆さまのブログを拝見して色々と教えていただけたり、励ましていただいたり本当にありがたいですし、感謝しております。
病みそうになるときも辛いときもこちらで気持ちを綴って毒抜きさせていただいて、ブログの存在に助けられました。
ありがとうございます
お身体を労ってあげて、皆さまもよいお年をお迎えくださいね
ではまた年明けにブログさせていただきます。