国指定重要文化財「赤神神社五社堂」で参拝と御朱印を | まんぷくライダーのブログ

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秋田県男鹿市に鎮座する「赤神神社五社堂」で参拝して来ました。

五社堂は平成2年に国指定重要文化財となった神社で多く方が参拝に訪れますが、999段の石段を登る参拝者は何人位いるでしょうね。運が良いか悪いかは別として、入道崎方面から来た私は中腹にある駐車場から登ったので半分くらいで済みましたが、もし船川方面から来たら999段を登ったかも知れませんね…(;゚Д゚)


                 由 緒
五社堂は赤神神社の本縁とされており、中央堂に主神として赤神を祀ったので赤神神社の名称になったとされています。
建保四年(1216)別当円転が霊夢に感じて鎌倉の右大臣源実朝公に請願、円転に命じて叡山山麓の山王上七社を勧請したもので二社廃れたので五社に配祀されたとされています。
また、この五社堂は建立、再建、修理の年代がよく解るため、近世社寺建築の編年上重要な建物とされております。現存の五棟の社殿は江戸時代の中ごろ(1710年宝永7年)に建てられたものといわれ、向拝、屋根、柱、組み物などに珍しい
工夫がみられます。平成10年10月1日より3年6ヶ月、平成の大修理が行
れました。
                                   *HPより

駐車場に車を停め参道へ。いや山道でした(^^ゞ
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間もなく鳥居が現れ、ココまでは穏やかな雰囲気です。
鳥居を過ぎ石段を登り切った先から本番なんです。💦
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この石段には、鬼が一晩で積み上げたと言う伝説が有ります。
1年に一度正月を休みにさせました。鬼たちは大喜びして里へ降り、作物や家畜を奪って大暴れし、ついには里の娘までさらっていくようになりました。困った村人たちは、一夜で千段の石段を築くことができれば1年に1人ずつ娘を差しだすが、もしできない時には二度と里に降りてこない、という賭けをしました。鬼たちは精魂を尽くして積み上げあと一段!正に完成寸前、というところで「コケコッコー」と一番鶏の鳴き声。鬼たちはあきらめて、約束どおり山奥へと立ち去ったといわれています。



                 姿見の井戸
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こちらの井戸にも言い伝えが有って、はっきり写れば今年の生命が保証される。写りのはっきりしないものは、災難不幸にあう。まったく写らないものは、その年のうちに死ぬこともある」とのこと
一応、ハッキリ写っていました。(^^;)



寄り道しながらも18分程で五社堂に到着。
辺りには、どう見ても参拝客に見えない団体様がいました。
どうやら○リンピックの視察団のようで、極秘で聖火ランナーのコースを視察しに来たようでした。いくら重要文化財で有名な場所と言っても、この999の石段を駆け上るなんて…
でも、決定したら嬉しいですね。
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                    五社堂
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向かって左から、「十禅師堂」「八王子堂」「中堂」「客人(まろうど)権現堂」「三の宮堂」と呼称されています。

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                   御朱印
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赤神神社五社堂
鎮座地  秋田県男鹿市船川港本山門前字祓川35
創 建   伝72年(景行天皇2年)
例 祭   7月25日