青森県平川市に鎮座する沖館観音堂を参拝して来ました。
沖館観音堂の本尊は十一面観音菩薩で、津軽三十三観音霊場第29番札所になっています。
初めて訪問しましたが到着まで大変苦戦しました。(>_<)
最新バージョンのカーナビでないせいか除雪されていない道路を案内され、雪藪を歩くハプニングに心が折れそうになりました。いや、折れましたね…。_| ̄|○
一旦車に戻り別ルートで検索し無事到着しましたが、いやぁ~ポンコツナビには参りました。
一の鳥居
参道を進み、左側に建つ鳥居の先に観音堂が有ります。
沖館観音堂の創建は延暦10年(791)、坂上田村麻呂が東夷東征の際、御堂を造営し歓喜天像と十一面観音を祀り戦勝祈願したことが始まりと伝えられています。
一時荒廃しますが永仁2年(1294)に知慶和尚が再興、文亀3年(1503)又は文明11年(1479)に一道坊全賢(修験者)が神明宮を勧請し神仏混合となります。天正3年(1575)、当時の領主津軽為信が瀧本氏(南部家家臣)の居城大光寺城攻略の戦勝祈願をしたところ見事念願成就し、感謝の意を込めて「十一面観音画像(「天正四丙子年八月、願主藤原為信」の銘)」 を始め鏡や祭具を奉納し社殿を再建しています。
扁 額
扉を開け賽銭と御朱印代を入れました。
実は、ご朱印を頂く場所でご朱印代を無断で借りて行く人がいるようで…。
困ったもんですね。
神明宮 拝殿
扁 額
狛 犬
手水鉢
身を清める手水舎に掃除用具がある光景はチョット…(◎_◎;)
御朱印
沖館観音堂
鎮座地 青森県平川市沖館字宮崎266-3
礼 所 津軽三十三観音霊場第29番礼所
ご本尊 十一面観音
沖館八幡宮
御祭神 天照皇大神