今回は、青森県西部の地域にある「津軽三十三観音霊場」巡りをして来ました。
霊場は弘前市を中心とした近郊に多く存在しますが、寺社の参道は「修業の道」(個人の気もちです)と思わせるような険しい場所が多く、膝が弱い人はチョットお勧め出来ないかも…
今回は順不動になり増すが、自宅から番近い居土普門堂(熊野神社)三十一番
から参拝して来ました。
居土観音堂は元和6年(1620)、二代藩主信牧の時代、村中によって建立されたという。津軽三十三所に加えられたのは、寛延年中(1748―51)で、やはり三十一番であった。
「寛延巡礼記」には『御山、三ツ目内と申し、居土より少し上る。堂二間四面、東むき、萱ぶき。十一面観音。鳥居二カ所あり』とある。しかし「安政納経帳」には『居土邑鎮座、千手観音』と本尊が変わっている。 明治六年の神仏分離後、居土観音堂も「仏体上納、廃社」となり、跡に熊野神社が置かれることになったが、三ツ目内の貴船神社に相殿されている。この後、村民の努力で熊野宮が置かれ、ひそかに隠しておいた観音堂を安置したという。 (陸奥新報から)
熊野神社は、駐車場とお札を頂く場所から徒歩数分の所に有り、鳥居の前にはお地蔵さんが並んでいます。
地蔵堂
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一の鳥居・社号標
丁度イチョウの葉が落ちるタイミングで、一面黄色のジュ―タンのように綺麗でしたが境内は…(>_<)
大変な参道を意味するストックがあります。
坂を登り切っても、更に参道は奥に続きます。💦
ようやく林の中に現れた境内の光景。
正面に「熊野神社」の社殿。右手に「居土普門堂」観音堂が見えます。
それよりも、一瞬綺麗と思われた黄色いジュ―タンのようなイチョウの葉に銀杏が大量に混じり、踏みつぶす度に銀杏臭が広がり大事件でした。もちろん車内も襲われるはめに…(>_<)
扁額と二種類のしめ縄
手水舎
観音堂
居土普門院
鎮座地 青森県南津軽郡大鰐町大字居土字観音1
宗 派 熊野神社
本 尊 千手観音菩薩
山 号 居土普門堂
札所番号 31番