私のこと。


ハマり症のせいかはわからないが、


長い人生、買い集めた漫画の冊数は


1500冊ほどある。


で、本棚どころじゃないので、


クローゼット1つぶんに積み重ねていたら、


数ヶ月前、


土台の板が重みで抜けました〜!


私的には、クローゼット、


よくここまで耐えてくれたね😆


って感じ。


当然、夫は激怒して、


漫画少し捨てろ!!


だって。


どの漫画も思い出ばかりなんだけどなぁ。


と、ぶつぶつと思い、整理しながら、


数年前を思い出した。





小学校高学年になった娘が、


ある日、


お母さんの漫画読んでみたい。


と言ったのだ。


漫画で溢れているクローゼットの存在は知って


いたはずだが、不思議と関心がないらしく、


ずっと読む気配がなかった娘。


友達の影響なのか。


娘に突然漫画を読みたいと言われた


私の心の叫びは、


え?急に?
ダメ!
手前はエロいのばっかり!

だった、、、、、、、。


どーなの。このお母さん。


ちゃんとしてよって、


自分でも言いたい笑笑


で、娘に、


わかった。
でも、ごちゃごちゃしてるから、少し整理するね。
明日からでいい?

とやんわりお断り。


娘が寝た後、作業開始!


手前に重なっていた、


・BL漫画

・すぐ男女が濃密な関係になる恋愛漫画

・悪い人であっても、やたらと○しまくる漫画

・ちょっと下品な部類かもしれないギャグ漫画

・少年マンガだけど、設定ぶっ飛んでる漫画


を、意識的に奥にしまい、


取りやすい手前には、娘にオススメしたい、


純愛系や友情系漫画


を置くことにした。


一番手前に置いた漫画
・君に届け・日々蝶々
・花より男子
・イタズラなキス
・ワンピース、ナルト

もう、クタクタだった。


何故、深夜にこんな作業着をしているんだーと。


次の日。


娘に、

○ちゃん、手前のエリアにお母さんオススメの漫画があるから手にとってみてね。

と話すと、

 

わかった〜。ありがとう!

と娘。


続けて私はこれを伝えた。


あとね。
後ろの方の漫画は、ちょっと難しくて、まだ読むには早いかなぁと思うから手前のエリアを見てね。
手前のエリアからだよ!
わかった?
手前だよ!

怪しい。


しつこいし、怪しいって。


難しい漫画って何よ。


ただのエロ漫画じゃん!😆😆😆


言ってる私が怪しいと思うんだからさ。


この約束、娘ちゃん、守ってよ!


クローゼットに行く娘を横目にチラチラ。


うん、後ろは見てないぞ。


こうしてドキドキの初日終了。


1週間ほどたった頃、


娘から思いがけない言葉が。


お母さん、君に届け面白かったよ。
でも、私、漫画はそんなに読まないかも。
目が疲れるから。
お母さん、よく読めるね。


えー!!


読まないの?


目が疲れるの?


母さん、疲れたことないよ。


むしろ、目がギンギンになるよ。


え?


母さん、漫画こんなに持ってるのに?!


必死に深夜に作業したのに〜笑


---オタク母の心の叫び---




娘は成長した今も、


漫画を読みません。


親子って似るのかと思ったけど、


漫画好きにはならなかったんだよなぁ。


ちょっとさみしい気もするけど、


私の超偏りのある、多ジャンル漫画は、


これからも1人で楽しんでいくつもり。


ちなみに、


クローゼットには厚い板を引き、


頑丈にした。


そして、


私は、


娘を気にせず、


エロ漫画を手前に戻し、


息抜きにニヤニヤしながら


読む日々を相変わらず送っている。


★ご存知の通り、夫も息子も読みません。


またなんのこっちゃな話し。


続く。


やっぱりこれが王道!