あの日以来 私は毎日後悔していた
たとえ追い詰められていたからと言って
許される事ではない
そもそも箸やペンすらまともに持てない
人間が人に危害を加える事など出来きるわけが
ないのだがやはり後悔がずつと付きまとって
いた
ただただ自分の事が許せなかった
おかしい精神状態が続き 私の身体は
さらに弱って行った
かろうじて歩けていたのに歩行はほぼ無理に
なり そのうち立つ事すら出来なくなった
無理矢理立ち上がっても一歩足を出すと
直ぐに転倒してしまう
その時お尻から落ちるので変なケガをする
お尻から落ちたのに膝に横に痛みが走った
のがとても衝撃的だった
整形の先生に聞くと骨じゃなくて筋とかに
傷が入ったのかもと言われた
立てなくなり這いつくばって移動していた
時期もあった
そして何かにもたれかかりながら
座っていたがそれすらも出来なくなり
やがて私の身体は動かなくなった。