ウソでしょ‥


何と足の甲に点滴をしていた。

もしかしたら私が知らないだけでよくあるのかもしれないが 驚いたのはそこでは無い。


私が驚いたのはその点滴を医療用テープ2本で止めていただけだった事。


零の体は冷や汗をかいて肌の表面がしっとりとしていた。

テープは少し浮いていて今にも取れてしまいそうだった。


子供の点滴をテープ2本で止めてるだけなんて‥


大人が外来で2、3時間点滴を受けているだけならこれでもいいかもしれない。

だけど子供や障害者は何をするか予測できない。

だからこそ何度も刺し直しをしなくていい様に頑丈にテープを貼りしっかりと固定もする。

だけどこの病院では障害者に対してテープ2本で済ませる様だ。


だけど同時に納得もした。

こんな止め方してるから腕の時も針がずれて点滴が漏れたんだな。

安易に想像できた。

ちゃんとしてくれていればこんなに腕も腫れていなかったし痛い思いをしなくてすんだのに。


この病院は障害者を専門に見ている病院です。

だけど預かった障害者にこんな対応をしています。