病室に戻り血の気の無い零の顔をさわる


「零ちゃん、起きて‥お母さん来たよ‥」


 反応はない。ふと目線を落とすと

零の腕の様子がおかしい事に気付き布団をめくった


 !?


零の白くて細い腕が青紫に変色して2倍に腫れ上がっていた。


 何これ‥?


あっ!点滴が漏れた跡だ!


一体どれだけの時間 気付いてもらえなかったのだろう‥まるで拷問だな。

とても痛々しくて見ていられなかった。


そしてよく見ると点滴のチューブが足の方にあった。

そして布団をめくると信じられない光景を目にする