零にS病院に転院する事を伝えた。
やはり零はとても嫌がった。
「1人で入所したくない!」
珍しく零がワガママを言った。
普段文句やワガママなど言わない子が珍しく嫌がった。
「そうだよね。ママも一緒がいいけどダメなんだって。でも毎日通ってお昼は一緒に居られるようにするから。」
「ヤダ!」
困ったな‥
そして転院前日、零はとても嫌がり泣いた。
泣いてる零に大学病院のスタッフさん達も驚き
「なんとかならないんですかね‥」と言われた
泣いても転院しないわけにもいかないので次の日予定通り移動する事になった。
お世話になった大学病院の方達にお礼を言い
まだギブスをつけた状態だった零は病院の救急車で運んでもらった。
そしてS病院での生活が始まる