精密検査をしてきました【ライカ】長文です。 | シニアわんことの暮らし

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4頭のシニア犬
ミニチュアダックスと暮らしています。

2019年12月1日㈰
おしっこトラブルのライカさん、川崎にある高度医療センターへ。
 
到着すると、たくさんの動物さんとご家族が待合室にいました。
受付を済ませ、予約時間を少し過ぎたころ診察室に案内されました。
 
問診、触診、体重測定
体重がなんと4.15kgまで減ってしまっていました。
検査の説明を受け、5時間くらいかかるとのことで
ライカを預けて一旦帰宅。

血液検査、エコー検査、ホルモン等の検査を細かくしてもらいましたが
結果、ほぼ異常なし。
多飲多尿(PUPD)で考えられる病気は
 
★腎不全
異常なし
 
★副腎クッシング症候群
グレーゾーン。(コルチゾールの分泌量)
この病気の症状として
●副腎腫瘍
●下垂体からの信号が出すぎている場合
●脱毛
●皮膚の石灰化
などがある。
ライカは副腎のエコー検査では左右とも大きさ、形は普通なので
腫瘍は考えにくい。
上記の症状もひとつもないので可能性は低いと思われるが
グレーゾーンであることは間違いない。
さらに突っ込んだ検査をしないと判断がつかない。
検査をしたところで、なにもわからないこともある。
 
★甲状腺ホルモン
異常なしなので、クリア
 
★尿崩症
低比重尿が前提
今回は尿比重 1.031
やや薄めではあるが、限りなく正常に近い値。
今までの検査とは誤差があり過ぎるので、どっちが正しいとは判断がつかない。
尿崩症を調べるのであれば「水制限試験」を行う。
説明を聞きましたがこれはなかなか大変な検査です。
今回、ここには載せませんが
もし、詳しく知りたい方がいましたらメッセージください。
 
まずは本当に多飲多尿(PUPD)なのかを知る必要があるので
水を1日にどれくらい飲んでいるのかを把握すること。
100ml/kg/day以上がが異常値
今日のライカの体重だと415ml以上の飲水量で異常と判断。
1週間の測定。
 
すぐに実行しなさいと言われたのですが、それには
1週間、ライカを隔離して飲水量を測定しなければなりません。
ダメ飼い主ですが、寂しがり屋のライカを隔離するなんて
本人も私もかなりのストレス。
昨日から今日のライカを目視で観察した限りでは飲水量も目立って多くなく
おしっこの量も色も他の子たちと変わりないように見える。
後日、かかりつけの獣医師に相談はしますが、今はやらないでいようと思います。
もう少し、尿の検査や血液検査などを定期的にやってみて改善されなかった時でも
いいかな。って。
少しでも元気で長生きしてほしいと願っていることは変わりないです。
ただ、検査検査でストレスを与えて少しの寿命を延ばすより、
本人が楽しく美味しく穏やかに過ごせるのを重視したい。
と言うのが我が家の考え方です。
 
精密検査を受けてみて
結果なにもわからなかった。
なぜ体重がここまで減ってしまったのか・・・。
まずは給餌量を増やして様子をみます。
朝、8時30分に家を出て17時30分に帰宅。
ライカ、長い時間お疲れ様でした。
検査後のライカ
 
 
大好きな福と小さなベッドで一緒に寝ています。
 
 
2019年12月1日の明細
基本診察料 5000円
検査料 39090円
画像診断料 48000円
注射料 2800円
処置料 3000円
 
小計 97890円
消費税 9789円
合計 107679円