編集者福田清峰の八ヶ岳南麓田舎暮らし 天使のように大胆に悪魔のように繊細に 八美里ファームと実践出版塾と

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八ヶ岳南麓で田舎暮らし。「森の中に暮らす生活」を楽しむ「八美里ファーム」におけるDIY、八ヶ岳周辺の大人の散歩道、主宰している八ヶ岳自然教室のことなどもを紹介。「5年愛される本づくり、そして10年愛される本づくりへ」をモットーに書籍を編んでいます。

八ヶ岳南麓田舎暮らし

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今月も、引いたおみくじに記(しる)された行くべき道を真摯に受け入れたいと思います。

 

 

改めてこの1年を無事にすごせることを前祝いしたいと思います。「何事もない日常」と「この先の成功」の願いを込めて足を踏み入れ、「神拝詞(となえことば・しんぱいし)」に願いを託します。

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祓え給い

 清め給え

神ながら

 守り給い

  幸え給え

 

はらえたまい

 きよめたまえ

かむながら

 まもりたまい

  さきわえたまえ

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参拝した神社:富岡八幡宮(とみおかはちまんぐう・東京・深川)
番号:第四十五番(第45番)
運勢:吉

 

今回もおみくじに書かれている言葉に感動しました。

 

 

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植えおきし庭のたちばな花咲きて

いづれみのりの秋に会わなん

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この言葉の意味を理解するための解釈ポイントというわけではないですが、ワンポイントです。

「たちばな」とは、日本に自生する唯一の野生ミカンで、奈良、平安時代には、伊豆半島以西で普通に自生していたが、現代では絶滅危惧Ⅱに指定されほど減っています。
 

この言葉の意味はこんな感じでしょうか。

 

庭に植えておいたたちばながやっと花を咲かせた。そして、秋になったらしっかり成熟した実を見ることができるだろう。

時間はかかったけれど、あなたがやってきたことにきっちり答えが出始めたということです。

そして、それが実を結び、良き結果へと繋がります。

自分の思ったとおりのことを貫いて進みなさい。

気持ちが迷わなければ素晴らしい未来が待っています。

 

 

この言葉を、このおみくじでは、具体的にこんなふうに解釈して、自分の人生をしっかり生きていきなさいと教えてくれています。

 

 

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悪と知って悪を行うものは少し、

常に善をなさんと心掛くれば、

吉事続き家門の繁昌、金運盛大は招かずとも来たるなり

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この言葉の意味はこんな感じでしょうか。

 

悪いこととわかっていながら、悪いことをする人はいません。

だからこそ注意が必要です。

今、あなたがやろうとしていること、やっていることは良いことですか?

今一度しっかり胸に手を当てて考えてみてください。

そして、常に良いことをしようと心掛けてください。

わがままを言うのではなく、自分の主張をしっかりすることです。

それが良いことであると、あなたが自身を持ってすべきことなのです。

そうすれば、幸せなことが続き、仕事もプライベートもうまくいきます。

お金にも困ることはないでしょう。

 

富岡八幡宮の「富岡八幡みくじ」には、通常のおみくじにはない「ことわざ」がしるされています。

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よき種を蒔いておけ

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たちばなにしても、善き事を行うにしても、とにかく、種が大切だということです。

良い種(善き事)を日頃から、誰にでも、どこででもしておくことです。

これが、実を結びます。

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天知る知知る我知る

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神の教えを受け取り知ることです。

そして、勉学をし、先人たちの教えを知ることです。

そうすれば、己が何者であるかが見えてきます。

あなたがすべき善き事も必然的に見えてきます。

 

 

 

この教えが、下記にあるすべての言葉と重なるから、おみくじの運とは摩訶不思議なもの。

 

 

方針:善き事積極的に

希望:七分までよし

失物:程なく出づ

旅行:北の方注意

商法:売りて利益あり

方向:西南、北によし

争事:早く結末を得て利

転居:悪し動くな

病気:少し長引く

人事:目上の信用増す

縁談:仲介が大切

事業:努力むくわれるべし

強い数:二 八

弱い数:一 四

 

45番のおみくじの教えからすると、積極的に善き事をしていけば、いい方向に進むことは間違いありません。

そのきっかけとチャンスを得ているのですから、欲を出しすぎることなく、七分目に控えることを忘れないようにしましょう。

富岡八幡宮の「富岡八幡みくじ」には「強い数」「弱い数」がしるされています。

「旅行」で北の方角に注意となっています。

そして、「弱い数」も一です。
一は北を指す数字なので、に要注意ということです。

本来なら対局にある南と九にも要注意なのですが、ここがポイントで、南と九ではなく少しずれて南東に注意が必要です。

逆に強いのは南西と、対局にある北東になります。

何かをするとき、数字や方角を気にしてみるのもいいかもしれません。
すべてを信じて、駒を確実に前に前に進めることです。

 

 

富岡八幡宮は、寛永4年(1627年)、当時永代島と呼ばれていた現在地に御神託により創建され、令和9年には御鎮座400年を迎えるという由緒のある「江戸最大の八幡さま」「深川の八幡さま」である。

 

 

江戸時代には、源氏の氏神である八幡大神をことのほか尊崇(そんずう)した徳川将軍家の手厚い保護を受け、明治維新には朝廷が富岡八幡宮を准勅祭社に御治定(ごじじょう)になったそうな。

 

 

ちなみに、准勅祭社とは、明治元年11月8日に定められた東京近郊の主な神社12社(日枝神社、根津神社、芝大神宮、神田明神、白山神社、亀戸天神社、品川神社、荏原神社、富岡八幡宮、王子神社、赤坂氷川神社、大國魂神社、鷲宮神社)です。

勅祭社とは、天皇より勅使が遣わされる神社で、武蔵国一宮の氷川神社など全国に鎮座する17社を指します。

准勅祭社とはこれに準ずる社格です。

どちらも明治3年9月1日に廃止されていますが、廃止後も准勅祭社に変わるものとして「東京十社」が存続しています。

 

 

現在の大相撲の基礎となった「江戸勧進相撲」の発症が、ここ富岡八幡宮だとか。

江戸時代の相撲興業は京・大阪からはじまったそうだが、トラブルが多くしばしば禁令が出ていたとか。

その後禁令が緩んで、貞享元年(1684)幕府より春と秋の2場所の勧進相撲が許されたのが富岡八幡宮だった。

以降約100年間にわたって本場所が境内にておこなわれ、その間に定期興行制や番付制が確立されたのだとか。

 

 

 

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