相米慎二監督は隠れ百恵ファンでは?監督の「ラブホテル」の中で流される「夜へ」はこの映画の挿入歌というよりもこの歌の為の映画ではないかと思われるほど。ラストシーンで桜吹雪が舞い、子供たちが石段を駆け上がって行ったのは、そうですまさに、アルバム『A Face in a Vision』のオープニング曲「マホガニー・モーニング」の歌詞“はらはらと散っていく 花びらの下で・・・”“起きたまま見る夢を 当ててみましょうか・・・” “階段の踊り場では 子供が遊んでいる・・・”“そっと そっとしてあげて マホガニー・モーニング”を連想させます。この映画はまだDVDになっていないみたいでもう1度観たい映画です。                                相米監督はこの年「台風クラブ」に三浦友和を起用三浦氏のターニングポイントとなる作品となった。いきずまっていた百恵ちゃんの旦那を導いたのだ。もしも、百恵ちゃんが引退してなければ相米氏の映画に出演していたかも・・・