「わざとじゃないから、謝らない」

そう言って

ガンとして

謝罪拒否をするAがいました



休み時間、机の間を通っている時

たまたま筆箱が机よりはみ出していた

Bの筆箱に手が当たり、

筆箱を落としてしまったのでした



二人とも

自己中心的な傾向のある子

でも

〝友達を増やしたい〟

と、強く思っている子

でした



Bは、

「わざとじゃなくても

   落としたんだから

   謝るべき!」

と、訴えていました


その時

Dが、

「この前 Bは、Cの筆箱を落としたのに

   わざとじゃないと言って謝らなかった」

と、発言しました


それぞれの話を聞いて


どこが良くなかったか

どうすればよかったか

今できる言動は何か


等を、考えさせて

解決しました



今日の話は、ここからです



自己中心的な傾向がある子の中には

自分がされた事はすぐ訴えてくる

でも、

自分がしたことについては聞いても、

「よく覚えていない」

と言って、話が進まないことがありました


実際、覚えていないこともよくありました

また、

相手の立場に立って考えたら

と諭しても、

相手の立場を考えることが苦手なので

相手の思いを理解することが難しかったです




では、どうするかと言いますと

「あなたが周りで

   揉めている二人を見ていたら

   どう思う⁇」


こう問いかけて

第三者の視点

トラブルを振り返らせました


すると、

案外、冷静に

振り返りができました

要するに

当事者でなければ

冷静な判断ができたのです



振り返りの中で

「あなたなら、その人と仲良くしたい」

と尋ねると


👦「ううん。無理」

👦「仲良くなれそうにない」

など、答えました


「じゃあ、あなたを見ていた友達は

   どう思っていると思う⁈」

👦「……」


自分の良くない言動に

気づいていきました




自分を俯瞰してみる視点をもつ

つまり

第三者の視点をもつ



これが

お子さんの

よくない言動に対しての

自己コントロール力も

高めてくれると思います


そして

お子さんの望む

信頼される友達関係が

築けていけるのではないでしょうか?



いかがですか?

ママが

第三者の視点をもてるような

声かけをしてみませんか?