学校に勤めている時
心配・不安が強いお子さんのママから
「最近、子どもが何も話さなくなった」
と相談を受けたことがあります
ある時までは
「跳び箱のテスト、うまく跳べるかなぁ」
「理科の実験、失敗しないかなぁ」
など、何か気になる事があると
話していたそうです
ママは、いつも
「大丈夫、大丈夫‼︎」
「気にしすぎ‼︎」
「きっとうまくいくよ!」
と励ましていたとのこと
これは
お子さんの欲しい
言葉だったのでしょうか
きっと、お子さんは
心配・不安な気持ちを
「その気持ち、分かる」 と
受け止めて欲しい
共感して言って欲しい
と思っていたのでは
ないでしようか
「自分の期待している言葉が
聞けない事が続いて
話すのをやめてしまったのでは?」
と、ママに伝えて声かけの言葉を
変えてみてはどうかと提案しました
しばらくして保護者面談で
その後の様子を尋ねると
「共感・受容を意識したら
その子だけでなく
他の兄弟姉妹の子どもとも
関係がよくなった」 と
報告を受けました
(次々と話してくるから大変だけど…
笑顔で話してくれました )
不安・心配が強いお子さんでなくても
どの子も
自分の気持ちを受け止め
共感して欲しい
と思っていることでしょう
忙しい中、大変でしょうが
ちょっと手を止めて
アイコンタクトで
お子さんの気持ちを
受け止め共感して
親子の信頼関係を
強くしていきませんか?