”国連環境計画(UNEP)をはじめとする5団体は共同で、南極上空のオゾン層が修復されており、2066年ごろまでに、破壊が確認される前の1980年の水準に回復するとの予測を発表した。オゾン層が極端に薄くなるオゾンホールが消失するという意味だとみられる。オゾン層を破壊する化学物質を規制する世界規模での取り組みが奏功した格好で、地球温暖化対策にもよい影響を与えそうだ。”

(2022年1月17日 日経新聞)

 

 人類が行動すれば環境は回復する、そんな希望が持てるニュースです。オゾン層破壊につながる冷媒ガスは、とくに影響が大きいとされる種類は製造禁止されており、それが結果にも出てきたということかと思います。次は地球の温暖化。こちらはエネルギー問題、すなわち人類の活動量と直結する問題で、オゾン層問題よりも難しい問題です。しかし、これを逆手にとって、経済を成長させる機会とらえて、CO2削減につながる活動量を増やしていきたいものです。