”日本生産性本部が19日発表した2021年の日本の時間あたり労働生産性は49.9ドルとなった。経済協力開発機構(OECD)に加盟する38カ国中27位だった。20年の26位からさらに順位が後退した。他国に比べ新型コロナウイルスからの経済活動の回復が遅れたのが一因という。”

 

”日本は前年の20年に比べ実質で1.5%上昇したものの、米国(85.0ドル)の6割弱の水準にとどまった。 エストニア(51.0ドル)やラトビア(48.6ドル)などとほぼ同じ水準となった。”

(2022年12月20日 日経新聞)

 

 日本にいると、そこまで国際競争力が低下しているとは感じないんですけど、みんなで沈んで行っているから気が付かないだけだとしたら、相当まずい状況です。同じ時間働いて、米国の6割弱という事実をまずは受け止めなければなりません。もちろん、我々は一生懸命働いていますが、米国の6割弱の付加価値しか生み出せていないんです。単純には、高く売れるもの、高く利用してもらえるサービスを作っていかないことと思います。