”文部科学省は29日、学校給食の際に適切な対策を取れば会話ができることを都道府県教育委員会などに改めて通知した。政府が25日に見直した新型コロナウイルス対策の基本的対処方針で「黙食」の記述がなくなったことを教育現場に周知した。”

(2022年11月30日 日経新聞)

 

 給食中に会話ができないなんて、将来の食事スタイルの影響しそうです。というのは、食事はもちろん食べ物を摂取することが第一義的に重要ですが、一緒に食事をする人とコミュニケーションをとって、人間関係を形成している役割もあると思います。こどもの頃に黙食がベースにしてしまうことの影響は計り知れません。黙食は緩和されるようですが、ただし書きとして「感染対策を十分とること」などついてしまうと、教育現場がこまることは必至です。方針をだすなら具体例を示す必要があると思います。